2016.05.27 Fri UPDATE FASHION

女子モテコーデはどれだ!
「MJ女子目線。」座談会 第2回

「オシャレになりたいぁ…。ついでに女子からモテたら最高だなぁ…」なんて、思っている読者諸君のためのWEBだけで読める新連載、第2回がスタートです。

今回は、かわいい(そして絶対モテる)女子2人を編集部に呼んで『Men’s JOKER6月号』からモテコーデ・モテないコーデを教えてもらった。男性が大好きなスニーカーのOK・NGや、女子が一緒に観たい映画など、盛りだくさんでお送りしよう。

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右はグラビアアイドルの森 チカさん。かわいい愛犬たちとのSNAPを6月10日以降『SNAP ON THE ROAD』にて公開予定。乞うご期待。右は兎(たらを)さん。アーティストであり、イラストレーターでもある。もちろんペットはうさぎとのこと。

――さて。『Men’s JOKER6月号』では「シャツにTシャツ、ジーンズだけで洒落た男に!」というテーマで巻頭特集を組んでいます。こちらの特集のなかで、“デートに着てきて欲しいコーディネイト”をひとつずつお教えください。
チカ「私は結構ハズシめな服が好きなので……。右のやつかな。色で遊んでいるところが良いですね~。トップスに目が行きがちですが、足元を見ると靴も珍しい色を選んでいて、さり気ないけどすごくおしゃれ。それと長めのネックレスでワイルドな要素がちょっとあるのもいい!!」

――チカさんは、ちょっとワイルドな方が好み?
チカ「そうですね。ベースはクリーンな方がいいですが、キレイ過ぎるというよりは、ちょっと着くずしたりハズしているほうがいい。あとは左のニット帽のコーデ」
たらを「私もかっこいいと思った!」

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チカ「ニットキャップが好きっていうのもあるんですが、“ちょっとナルシストっぽい?”と言われるような要素がところどころあるのが好き。たとえば……、私はそう思わないけど、よくネットニュースとかで“白いボトムスはナルシストだ”とか“裸足に革靴はちょっと……”とか聞くけど、私はそういうファッションが好き。自信ある感じがして」

――なるほど。たらをさんは、男性がはく白ボトムスや、裸足に革靴コーデをどう思いますか?
たらを「全然ありです!」

――男性からすると白ボトムスは難易度が高く感じるのですが、女子からは好感度が高いんですね。たらをさんはどの着こなしがお好きですか?
たらを「私は白シャツと白Tを重ねているコーデが好きです~。シンプルな格好が好みなんですが、さり気なくTシャツが個性的でカッコイイ」
2――シンプルだけどちょっと個性が効いている、というのが重要ということですね。逆に、デートで着てこられたらちょっと引いちゃうコーデやアイテムってありますか?
たらを「そうですね……、全身デニムとか全身オーバーサイズ気味とか、カジュアル過ぎる格好はちょっとイヤかも。ラフすぎるように感じます。ボトムスはスキニーにしてメリハリを付けたほうがカッコイイのにな、と思うことが……。どこかで締めて欲しいですね」

――チカさんはいかがでしょう。
チカ「ナナメ掛けのメッセンジャーバッグはちょっとNGかな。自転車に乗っているときならいいけど、一緒に歩くときはおして欲しい!」

――なるほど、女子はバッグもチェックしているんですね~! 逆にどんなバッグを持っているとオシャレだと感じる?
チカ「クラッチですね」
たらを「私もクラッチバッグ好き! リュックサックもかわいらしくていいな!」
チカ「うん、かわいい! でも肩掛けバッグはちょっと違うんですよねぇ」

――トートバッグとかは?
たらを「うん。キャンバス地のトートバッグも好きです」
チカ「えー。私はそれだとラフ過ぎて微妙。レザートートならアリかもですが、布地系はナイですね……。自信がある人が好きなので、レザーのクラッチとかでビシッと決めて欲しいかな」

――ふたりの好みがちょっと違うのもおもしろいですね。ではP.72からのTシャツ特集のなかで、男性が着ていたらオシャレだなと思うものを教えてください。
チカ「右のディーゼルのTシャツ。この真ん中の逆三角形とか……説明しづらいデザインですが、最近よく見るんですよね。だから流行っているのかなと思って」
たらを「私は左。バンドTっぽいのが好きなんです。あと、写真とかのグラフィックが入ったデザインに惹かれます。特に人物写真が入っているのが好きかも~」

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――では、こういうデザインのものは着て欲しくないかもっていうものは?
チカ「そうですね、“おしゃれだな、カッコイイな”とは思うんですけど、私は人の顔が入ったグラフィックやイラストのTシャツが苦手です。着ている本人の顔があって、さらにTシャツにも顔があって……って、どっち見ていいか(笑)」
たらを「私はロゴとか入っているのは苦手です」
チカ「たしかに。ブランドのロゴとかが主張しているやつとか……ちょっとね(笑)」

――ちなみに、Men’s JOKERが別注したTシャツがあるのですが、女子から見て一番カッコイイと思うのはどれでしょうか。
チカ「この中なら、私は〈マージン〉です!」
たらを「かっこいい~! 私も〈マージン〉!」
チカ「夏っぽい感じ。爽やかでいいですね」
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――ふたりと同じアイテムを選ばれましたね。たらをさんはやっぱり写真のグラフィックだから?(笑)
たらを「うん……、つい四角いのに目がいっちゃう……」
チカ「(笑)」

――男性の着るシャツはいかがでしょうか。前号の座談会では、チェックシャツ・ネルシャツは苦手という話がでましたが。
チカ「うん、ちょっと思う。着こなしを間違えていなければいいんですが」
たらを「私はチェック好きです。濃い青に黄色と赤が入っているようなレトロな色合いが特に好きで、カッコイイなって思います。色みがポイントですね~」
チカ「たしかに。色合いによって見え方がちょっと変わります!」

――なるほど。では、話が変わりますが、P.40からのスニーカー特集になります。男性に履いてほしいと思うスニーカーを教えてください。
チカ「右のスリッポンが良いですね。これをショーツに素足でこれを履いてほしい。そういうコーディネイトが好きだからかもですけど、この中でこれが一番かわいい」
たらを「ニューバランスはやっぱりカッコイイな。誌面には載っていないけど、赤とかはいてたらかわいい! 私、色のついたカジュアルなスニーカーが好きです。オールブラックのコーデで赤のスニーカを選ぶとか」

3――では、どんなスニーカーは苦手?
たらを「逆に、スポーティな多機能素材系の生地感は苦手かも。こだわってるんだろうなぁとは思うんだけど、あんまりカッコイイとは思わない……。男の人は好きそうですが」
チカ「私も、デザインが個性的だったり凝り過ぎたスニーカーはコーディネイトの想像がつきづらくて……何用だろう?って思っちゃう。コーディネイトの系統がわかりづらいし」

――スニーカーはこだわりすぎちゃうとだめなんですね。シンプルが一番ということでしょうか。P.126からはビジネスコーデの特集になります。今回は“クールビズ”をテーマとした着まわしですが、この中で一番“キュン”とくるのは?
チカ「右の! ネクタイが細身で、ニットの生地感も変わっているところとかで遊び心を感じるし、ベルトもちょっと挑戦している感じがいい」
たらを「私は左ですね。シャツのシャンブレーにグレーのスラックスがシャキッとした印象で素敵。スッとしていて、仕事がデキそうに見えます」
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――ふたりとも濃い目のパンツを選んでいますが……。
チカ「ベージュのチノパンって、“チノパン”感あり過ぎるから、ちょっとビジネスシーンでは微妙だと思います」

――ビズコーデのベースはかっちりした感じが良いということでしょうか。そこに、プラス遊び心があると女子からの印象がさらに良くなる、と。では、次の話題に移りましょう。「男が泣ける」というテーマの映画特集がありますが、女子目線で“おうちデートで観たい映画があればお教えください。
チカ「ホラー映画を一緒に観たい!」
たらを「観たい~!」
チカ「“きゃー”とか言って飛びついたり(笑)」

――あ、それはかわいい。(笑)
チカ「恋愛映画とかは男の人がつまんないのかな? って思っちゃうから、無理に女の子に合わせなくていいかも。ホラーとかアメコミとか、男の人とも一緒に楽しめる内容がいいですね。映画が終わった後にも一緒に盛り上がりたいですし」
たらを「私はなんだろう~。邦画の方が好きだから、ちょっと泣ける感じの恋愛映画を一緒に観たいですね~」

――真逆ですね! そしたら男性からおうちデートに誘う時は、相手の好みを見極めて、いろいろ用意しておかないといけないですね……。最後に、『Men’s JOKER6月号』全体を見ていただいて、一番かっこいいコーディネイトをお教えください。
チカ「これ。これが一番好きです!」

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――わ、ニット帽だ! 出た!(笑)
チカ「はい。ニット帽はやっぱり好きです(笑)。さらにこのコーデは色みとか生地感の選びかたが大人っぽいところがいいですね」

――たらをさんはいかがですか?
たらを「迷ってたんですけど…。最初に選んだ右のコーデと、左のふたつです」
チカ「あ~、これかわいいですね」

――あ、おふたりともお好きですか? どこがツボ?
たらを「夏っぽいのと、JKTとハーフパンツで合わせてるところとか、靴下見えない感じにスニーカーはいてる感じとか…」

――どこをとっても難易度が高いかもしれませんが、そのぶんおしゃれですよね。
チカ「もともと〈ラブレス〉が好きっているのもあるけど、インナーもちょっと変わったデザインがかわいいし、迷彩柄のセットアップや、このシューズも変わっていて、全部のアイテムをそれぞれこだわって選んでいる感じがカッコイイ」
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――なるほど。分かりました。さり気ないこだわりを持つのが大事ということでしょうね。おふたりとも、ありがとうございました!

 

図2

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