そろそろ気になるのが春のトレンド。
そこで今回は、各ブランドが“売れ筋”と太鼓判を押したアイテムを一挙に紹介しよう。
そのラインナップをチェックすることで、春の傾向も見えてくるはずだ。
きちんと対策を練って、欲しいアイテムは確実に手に入れよう!!

01
SEILIN & CO.

定番的ワードローブになじむ
コットン素材の3アイテム

〈ハリウッド ランチ マーケット〉のワッチキャップは、注目のストリートテイストを容易に加味することが可能。コットン100%のリブ編み生地に加え、縫い目のないホールガーメント製法も心地良い。デニム人気も継続しそうだが、〈ブルーブルー〉のノーカラーのGジャンなら差がつけられる。色落ち具合の異なる3種類の生地を組み合わせたデザインが斬新だ。昨年ブレイクしたパックTシャツは今年も人気を集めそう。〈ブルーブルー・フルーツ オブ ザ ルーム〉はリニューアルしたことによりクオリティがさらに向上。縮み、伸び、ねじれなどが起きにくいように追求している。

02
BRIEFING

ミリタリー感を高める
オリーブ系カラーが新鮮

昨年はミリタリーを連想させるオリーブのウエアが人気だったが、この春は小物類にも波及。〈ブリーフィング〉も“レンジャーグリーン”を展開している。頑強性が魅力のブランドだけに、色までミリタリー調になった時の存在感は圧倒的だ!! 右から、ヘルメットバッグ[W40×H41×D6.5㎝]、3ウェイブリーフケース[W28×H41×D12㎝]、デイパック[W21×H47.5×D20㎝]

03
lideal

キチンとして見えるのに
はき心地はリラックス!!

見た目は上品なのに、動きやすくて快適。そんなパンツの人気は今季も高まりそう。〈リディアル〉にもそんなパンツが豊富だ。右&中央のモデルは「プラネット」で、チノクロス風のストレッチ素材を採用。スリムなシルエットとダブルの裾で、品格あふれるルックスに仕上がっている。左のモデルは「パンプキン」で、スラックス風の外見だが、スウェットパンツなので柔らかな着用感。コットン素材のニット地に加え、クロップド丈もリラックスできる。

初出店!
04
SLACK FOOTWEAR

MJPで連載を持つスニーカーマニアの新ブランド

スニーカー人気はすっかり定着。デザインも豊富なので、周囲と差をつけるなら新しいブランドしかない。スニーカーフリークとして知られ、MJPで連載中のYARTH VADER(ヤース ベイダー)氏が今季スタートしたのが〈スラック フットウェア〉だ。コンセプトは“Keep it Simple”。クラシックが持つベーシックにトレンドを融合し、細部までこだわって新しいスニーカーを提案する。詳細はウェブに譲るが、ヒールスリットからのぞくリフレクターがアイコン。独自のシステムによる低価格も魅力だ。普遍的なスリッポンと内羽根式のレースアップをラインナップ。

05
SY32 by SWEET YEARS

新鮮なスポーツミックスが
築ける総柄の軽アウター

スポーツミックススタイルも引き続き人気。こんな総柄のウインドブレーカーでアクセントを加える人も増えている。この一着はブランドの定番アウターで、オリジナルのコンクリートカモ柄がポップな印象。ビスネーム、ワッペン、引き手はリフレクター仕様で、ランニングウエアとしても優秀だ。薄手で軽量なので、付属のポーチに収納すれば持ち運びもラク。

06
TRICK or TREAT

シンプルで表情もある
ロング丈のライトコート

羽織るだけで大人っぽいニュアンスが生み出せるロングレングスのコートも人気が継続。その中でもチェスターコートはバリエーションが拡大し、個性が投影できるデザインが増えている。たとえばこのコートはバランスが絶妙だ。ベースはシンプルだが、細かいストライプ柄がエレガントで豊かな表情も生み出している。また、薄手のコットン地を使った一枚仕立てで、非常に軽やかな着心地。インナーによって保温性やスタイリングがアレンジでき、幅広く着まわせる。

08
CAL.Berries

リラックスできる肌触りを
実現した生地が快適

昨年からキーワードとなっている“リラックス感”。それを素材で体現したカットソー類はヒット確実だ。着心地の良さを追求している〈カルベリーズ〉も脚光を浴びている。2015年スタートの注目株で、コンセプトは“PROUDLY MADE IN U.S.A”。生地の開発、縫製、仕上げまでのすべてをアメリカ国内で完結している。今回の2着はどちらも、ポリエステル、コットン、レーヨンを絶妙なバランスで混紡。病み付きになるほどソフトな触感が魅力だ。薄手で着まわしやすいので、永遠の定番品に。

07
SEVESKIG

人気要素をミックスした
薄手で軽量なバックパック

旬なスポーツテイストや高い機能性で人気を高めているのがバックパック類。トレンドのミリタリーテイストを感じさせるカジュアルなタイプに注目度が高まっている。このモデルも、適度にボリュームのあるフォルムや豊富なポケット、カラー展開などがさり気なくミリタリー調。光沢のあるナイロン素材は薄手で、軽やかな背負い心地だ。当然のことだが、〈セヴシグ〉が得意とするアメカジ系コーディネイトにマッチ。サイズは[W33×H44×D17㎝]※3月10日金予約開始、3月中旬納品予定。

09
NO ID.

旬なフライトジャケットは
進化版をターゲットに!!

ミリタリーを象徴するアウターとして重宝されたのがMA-1。その人気はまだまだ続きそうだが、この春は少しアレンジを加えたタイプが特に注目を浴びている。〈ノーアイディー〉のボンバージャケットはまさにそんなデザイン。一見オーソドックスに見えるが、袖の内側にギャザーを設けることでエッジィなシワ感を表現している。さらに素材はフェイクスエード。ナイロンなどの素材より落ち着きがあり、大人な着こなしに最適だ。しかもリアルスエードよりケアが簡単。