2018.05.22 Tue UPDATE FASHION

SKY-HIも出演!! 音×スポーツ×アート G-SHOCK35周年イベの意義

1983年に誕生したカシオのG-SHOCKが今年4月、生誕35周年を迎えた。デジタル技術の強みを生かし、これまでの腕時計のイメージにタフネスという概念を与えたG-SHOCKはそのデビュー以来、高い実用性からFASHION、SPORTS、MUSIC、ARTと各界のインフルエンサーに愛され続けて来た。
その35年間にわたる歴史と、現在G-SHOCKが表現したいカルチャーを集大成したイベント「35th Anniversary-BIRTHDAY BASH G-SHOCK FAN FESTA──“G-SHOCKファン感謝祭2018”」が5月12日(土)六本木ヒルズで開催された。G-SHOCKの歴代モデルはもちろん、ライブパフォーマンスやスポーツエキジビションまで行われた盛大な1DAYイベントが開催された。

35th Anniversary-BIRTHDAY BASH
「G-SHOCK FAN FESTA “G-SHOCKファン感謝祭2018”」

このイベントからG-SHOCKの本質に迫るべく、カシオ計算機㈱ プロモーション部 第1プロモーション室 室長の上間 卓氏ともに会場を巡りながら話をうかがった。


↑カシオ計算機㈱ プロモーション部の上間 卓氏
 
 
──まずはG-SHOCK35周年おめでとうございます。

上間 「ありがとうございます。昨年は累計生産台数が1億本を突破し、今年はG-SHOCK誕生35周年と、初代モデルの系譜であるDW-5600の究極の進化バージョン、フルメタルモデルGMW-B5000Dがデビューしたので、その誕生祭も合わせて大きなイベントを開催させていただきました」。

──今回の35周年というのは、そのDW5000シリーズのアニバーサリーイヤーと。

上間 「1983年にDW-5000Cとして生まれ、このモデルからさまざまなG-SHOCKが派生していったのですが、このシリーズは初代から基本デザインが変わらず、『カタチを変えずに進化するG-SHOCKシリーズ』として継続販売し、今年35周年を迎えることができました」。

──35年間、そのままのデザインで続けてこられた5000シリーズの魅力はどこにあるのでしょう?

上間 「やはりコンセプト。いい商品──どのブランドでも、マスターピースというのはずっと語り継がれるものです。G-SHOCKのなかでは、5000シリーズがそれにあたると思います。タフな腕時計として完成していて大きな支持を受けながら、素材や構造、機能を進化させてきて、いつの時代も受け入れられて今日まできたのだと思います」
 
 

歴代〜最新まで、名機の展示にファンの視線が集中!!


↑六本木ヒルズの大屋根会場で、歴代モデルから最新モデルまで、G-SHOCKの名機が展示され、来場者が熱い視線を投げかけていた。


↑パイロットニーズに応えるフライトログ機能をスマートフォンとリンクして所有でき、標準電波に加えGPS衛星電波、Bluetooth®による精度の高い時刻修正に対応した「グラビティマスター」GPW-2000-1A2JF。


↑砂漠など過酷な環境での使用を想定し、高い防塵・防泥性能を発揮するマッドレジスト構造、耐振動構造などを有す「マッドマスター」GWG-1000-1A3JF。方位計測や気圧計測など自然と向き合うトリプルセンサーも内蔵。


↑世界最大のアドベンチャーラリー、ダカールラリー2018において優勝し、同ラリー5連覇を果たしたTEAM LAND CRUISER TOYOTA AUTO BODYのランドクルーザー200。その優勝車輌337号車のレプリカが展示され、グリルにはGPS機能を搭載する「レンジマン」GPR-B1000が巻かれていた。5月にはそのコラボレーションモデルも発売。


↑マリンスポーツでの使用を想定し、防錆対策としてケースにカーボンファイバーを用いた「ガルフマスター」QWN-Q1000-1AJF。水深、方位、気圧、温度、高度を計測できるクワッドセンサーを搭載する。


↑マクドナルドの人気バーガー「ビッグマック」生誕50周年を記念したコラボモデル。DW6900をベースに世界限定1000本で4月に発売されたが即完売。収納缶ケースがビッグマック仕様、外箱もビッグマックが入ってくる箱と同じデザインという凝りようだった。


↑新進気鋭のドメスティックブランド「Hender Scheme」とのコラボレーションモデル。DW5600をベースに人気のオマージュラインのアイコンとなっているヌメ革をバンドに使用。イノセントなデザインでブランドコンセプトにある「ジェンダーを超えた」価値観を創造。


↑元祖渋谷系トレンドリーダー「Pizzicato Five」主宰の小西康陽が1998年にディレクションしたG-Cool。ELバックライトにレディメイドレーベルのロゴが浮かび上がり、全5色で展開された。


↑スーパーギタリスト布袋寅泰の活動35周年を祝って、昨年3月に発売。BOOWYデビュー時から彼のギターにあしらわれていた「ギタリズム柄」がDW-5600全身を覆う。もちろん、収納缶やBOXもギタリズム柄。


↑とんねるずの木梨憲武の実家「木梨サイクル」で発売されたオールマットブラックのDW5600。文字盤にグレーで小さく「KINASHI CYCLE」と入っている。このモデルはシリーズ化され、マットブラックで3型、マットホワイトで2型存在した。


↑スノーボードが成熟した1990年代に活躍した伝説のプロライダー、テリエ・ハーカンセンのシグネチャーモデル。DW-9100は99年モデルで、2000年まで数バリエーション展開した。
 
 
──確かに5000シリーズと言えば、僕らが最初にG-SHOCKを強く意識したのは、1994年の映画「スピード」で主人公のキアヌ・リーブスが着けていたDW-5600C-1Vだったと思います。あの映画のシーンの中で、とにかくタフでどんな過酷な場面でも耐え抜く腕時計というインパクトを受けました。

上間 「G-SHOCKは、開発当初から実用性をなによりも優先するというコンセプトで開発を進めてきました。そこにアメリカで’90年代前後にサーフ&スケートボードカルチャーが巻き起こり、主にG-SHOCKはアクションスポーツのプレイヤーから実用性やデザインが大きな支持をいただきました。そこで我々は、G-SHOCKをFASHON、SPORTS、MUSIC、ARTという4つのカルチャーを通じてコミュニケーションすることによってサポーターを増やしていき、その要望にそってさまざまにシリーズバリエーションを増やしていきました。たとえばコラボレーションモデルを続けることによってカルチャーと結びつき、そこで活動するさまざまな業界の人たちからも愛されることになっていったのです」
 
 

スポーツシーンで選手から支持されるG-SHOCKの実力を、ファンは目前で共感!!


↑精鋭スケーター8名によるスケートボードのランプバトルが繰り広げられた。写真は戸倉大鳳。2002年生まれ。浦安を拠点に活動するVOLCOMスケートチームライダー。先日の「DAMN AM JAPAN presented by DC Shoes」ではBronson Speed Co,によるSPEED KILLER AWARDに輝いた。2020年東京オリンピックで正式種目となるスケートボードでの活躍も期待される。


↑スケーターたちとともに戦うG-SHOCK。そのタフさは実戦からフィードバックされたものだ。


↑3×3(スリーバイスリー)バスケットボール日本代表クラスによるエキシビションマッチに観客からの熱い声援が!!


↑G-SHOCKはサーキットでもその高い機能性とヘビーデューティさから重宝されている。スーパーGTに参戦するNISMO。NISMO別注G-SHOCKも毎年サーキットで販売されている。生でモンスターマシンを目にする機会となり、ファンは大感激!! シートに座る体験も得られた。
 
 
──だから今回のイベントも、ライブやスポーツパフォーマンスからモータースポーツまで、G-SHOCKにまつわるさまざまなカルチャーを一堂に集めたと。

上間 「今回は特にファン感謝祭というコンセプトで、コアな時計好きという枠を超えてG-SHOCKが好きな方に歴代モデルなどを見てもらって、世界を広げていただきたいと考えました。たとえば今回のライブでも『SKY-HI』さんのようなG-SHOCKの定番であるヒップホップっぽいイメージからの出演のオファー。そしてそこだけにとどまらず、『ねごと』さんや『KANA-BOON』さんにも登場していただいています。G-SHOCKがあることによって、各ジャンルのファンの人たちに新しいカルチャーに触れてもらい、またそうやってクロスジャンルでG-SHOCKを知ってもらってファンを広げていきたいと。G-SHOCKを中心にして先ほど述べた4つのカルチャーが交わる、いわゆる交流会のようなイメージのイベントを構想しました」
 
 

ダンスイベント、ライヴを来場者が体感!!

EXILE USA


↑EXILE USAさんを講師に迎え、子供たちにダンスダンスの基本である楽しく身体を動かす方法をレクチャーするワークショップが開かれた。
 
 

ねごと


↑全員平成生まれの女子4ピースバンド。さわやかでポップな要素とオルタネティブなロックエッセンスを盛り込んだ、一見アンバランスなバランス感で新時代のガールズロックを奏でる唯一無二の存在。
 
 

KANA-BOON


↑2013年メジャーデビュー、4ピースロックバンド。1st.アルバム『DOPPEL』が初登場3位、日本武道館単独公演などのトピックも記憶に新しい。全曲書き下ろしのミニアルバム『アスター』を5/30にリリース予定!!
 
 

SKY-HI


↑2005年AAAのメンバーとしてデビュー、同時期からソロ名義「SKY-HI」としての活動も始める。MCバトルやクラブシーンでの活動を経て身につけてきたファストラップは圧巻!!
 
 
──今回のゲスト・キャスティングがまた絶妙ですね。既存のイメージにとらわれず、実力派を揃えたなという印象を受けます。
 
 
上間 「今回はこれまでのベースをもとに、新しいファンを獲得することを強く意識してゲストをお招きしました。特に若い世代の人たちは、時間はスマホで見る頻度も高いでしょうし、どんなに純粋な時計としての素晴らしさをアピールしたとしても、メッセージはなかなか届かない時代となってきました。ですからたとえば、若い世代の人に知ってもらうため、新鮮な今を表現するアーティストに登場していただき、G-SHOCKを知ってもらうきっかけになればという願いを込めてキャスティングしました。また3×3バスケットもアジアで銅メダルを獲得したチームにエキシビションマッチをしてもらいますし、ダンスパフォーマンスやスケーターも世界でひっぱりだこの人たちを呼んでいます。G-SHOCKを通じて『本当に素晴らしいパフォーマンス』を知り、体験していただき、その繋がりを感じ取ってほしいと思いました」

──まずはさまざまな「本物」を揃えて、その本質に触れてもらうことでファンを拡大したいと。

上間 「単なる時計を超えて、カルチャーを創設してきたことで、これまでG-SHOCKはファンを広げてきました。また、だからこそ35年もファンに愛され続けてこられたのだと考えています」
 
 
 
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Text:HIROMICHI ISHIHARA

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