2019.04.05 Fri UPDATE FASHION

デニムに一番映えるのはどのシューズ?

男の定番ボトムスといえば、ジーンズ。そしてその足元はスニーカーと革靴を合わせるのが鉄板だ。ただし、ボトムスの色みや靴のタイプによって、雰囲気がガラっと変わってくる。相性の良いコンビネーションをここで覚えておこう。

 

30代のための“オールブラック”コーデ3選

定番レザージャケットの「アメカジor上品」着まわし

 

1.濃紺ジーンズ×白レザースニーカー

シックで都会的な濃紺ジーンズを着こなしに用いるなら、足元はシャープに仕上げるのがセオリー。例えば、クリーンな顔付きの白レザースニーカーなどはパートナーとして適役で、洗練された装いを演出してくれる。さらに言えば、すっきりとボリュームを抑えたローテクタイプの一足を選びたい。

デニムとスニーカーでトレンチを軽快に着こなす

コーデ次第では重々しく映ってしまうトレンチだが、デニム&スニーカーと合わせれば軽やかなイメージにシフトできる。デニムは濃紺、スニーカーはオールホワイトと清潔感あるルックスなので、トレンチの上品さを損なう恐れもない。

スニーカーは下を参照、ジーンズ2万4000円/RHC(同・ロンハーマン)、コート18万5000円/マッキントッシュ(同・青山店)、ジャケット2万9000円/サイベーシックス(マスターピースショールーム)、シャツ2万円/ノット メン(ジャンポールノット 青山)

 

着用アイテム

メイド・イン・イタリーの逸品は極限までミニマルを追求したデザイン。アッパーにはプロダクトナンバーが刻印される。4万6000円/コモンプロジェクト(トゥモローランド)

 

2.ブルージーンズ×ローファー

濃紺ジーンズとは対照的に、色褪せているがゆえにラフでくだけた感じのあるブルージーンズ。これを大人っぽくはきこなすのなら、足元はローファーを選ぶのが最善策だ。上品さがありながらもドレスシューズと比べてほど良くヌケ感があるのが最大の魅力で、ブルージーンズともすんなりなじむ。

上下のレザー使いで薄青デニムを引き締める

ハードウオッシュの入った薄青デニムを主役として抜擢。それなのに大人びたムードなのは、レザー素材のローファー&ジャケットでピリッと引き締めているから。タイトなサイズバランスも野暮ったさを抑えるのにひと役買っている。

ローファーは下を参照、ジーンズ2万3000円/A.P.C(. 同・カスタマーサービス)、レザーブルゾン12万円/チンクワンタ(同)、カットソー2万2000円/サイ(マスターピースショールーム)、ソックス1800円/シックストックス(ノーデザイン)

 

着用アイテム

コインローファーの永世定番たる「180 シグニチャーローファー」。最高品質のボックスカーフレザーを駆使し、自社工場にて仕立てられる。10万円/ジェイエムウエストン(同・青山店)

 

3.グレージーンズ×トレッキングブーツ

アウトドア人気を追い風に高い支持率を得ているトレッキングブーツは、実はデニムとマッチング良好。スマートなグレージーンズとのコンビならラフになり過ぎないので特にオススメだ。もちろん、ブーツは黒など極力落ち着いたカラーで。

アウトドア感を注入しアカ抜けた印象に

グレージーンズを中心としたモノトーンカジュアルに、トレッキング投入でアウトドア感をブレンド。足元だけが浮くことがないよう、黒ワントーンで統一された1足を選択した。大人の理想はこんなあか抜けたアウトドアミックス。

トレッキングブーツは下を参照、ジーンズ2万4000円/ヤヌーク(カイタックインターナショナル)、ブルゾン3万8000円/ニューズレス(ユナイトナイン)、シャツ1万8000円/サイ ベーシックス(マスターピースショールーム)

 

着用アイテム

アーバンスタイルにもハマるオールブラック。クレッターリフトソールを装備し、サイドには脱着を容易にするジップをセットした。6万4000円/ダナー×ホワイトマウンテニアリング(ホワイトマウンテニアリング)

 

4.ブラックジーンズ×ボリュームスニーカー

黒ジーンズと言えばクールさが持ち味だが、トレンドに訴求するのであればダッド感のあるボリュームスニーカーでハズしてみるのもおもしろい。あまりカラフルなスニーカーだと合わせにくいが、悪目立ちしない無彩色ならば違和感なく溶け込む。

男らしい着こなしにモダンな要素をミックス

ミリタリーコートをはおった男らしいコーディネイト。ただし、すらっと美しい脚線のブラックジーンズや旬度の高いボリュームスニーカーなどモダンな要素を随所に注入。土臭さを感じさせない、洒脱なムードに仕上げている。

スニーカーは下を参照、ジーンズ2万円/リーバイス® メイド アンド クラフテッド®(リーバイ・ストラウス ジャパン)、コート4万5000円/レミ レリーフ(ユナイトナイン)、ニット4万6000円/ホワイトマウンテニアリング(同)

 

着用アイテム

米国のフュージョングループ「ザ・クルセイダーズ」の名曲“ストリートライフ”からインスパイアされたモデル。独創的な見た目とは裏腹に、着用感はコンフォートそのもの。8万5000円/ピエールアルディ(同・東京)

 

SHOP LIST

アー・ペー・セー カスタマーサービス☎03-3710-7033

RHC ロンハーマン☎045-319-6700

カイタックインターナショナル☎03-5722-3684

ジェイエムウェストン青山店☎03-6805-1691

ジャンポールノット青山☎03-3486-2022

チンクワンタ☎050-5218-3859

トゥモローランド☎0120-983-522

ノーデザイン☎03-6677-7208

ピエール・アルディ東京☎03-6712-6809

ホワイトマウンテニアリング☎03-6416-5928-9976

マスターピースショールーム☎03-5414-3385

マッキントッシュ青山店☎03-6418-5711

ユナイトナイン☎03-5464-9976

リーバイ・ストラウス ジャパン☎0120-099-501

 

Photo: SHIRO KATAGIRI[trolley](Model)、TAKEHIRO HAYAKAWA(Item)

Styling: TAKAHIRO TAKASHIO

Hair&Make: JUN MATSUMOTO[tsuji management]

Model: BEN

Text: SATOSHI YAMASAKI[04]

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