2018.04.05 Thu UPDATE FASHION

30代に人気のコーデ1位〜5位は、コスパでできるか？ 4月号編

デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのか? 今月も確かめてみました!!

第5位のコスパ版　全身で合計9380円

ブルゾン2990円/GU(同・一部店舗のみ販売)、Tシャツ2400円/バックナンバー(ライトオン)、イージージーンズ3990円/ユニクロ(同)

ヴィヴィッドカラーのアウトドアジャケットと、それを魅き立てるブラックジーンズがコーデの重要ファクターとなっています。コスパ版では、さすがにゴアテックス素材は無理でしたが、風はシャットアウトしてくれるウインドブレーカーとしての機能は備えているブルゾンを見つけました。裏地はメッシュ素材なので、汗をかいてもベトつきは抑えられそうです。フードにはドローコードが備わっています。ボトムスはユニクロのイージージーンズで、デニム素材ではありませんが、ストレッチが効いていて、形としては5ポケットジーンズとなっています。Tシャツは本誌コーデと同様に肩にラインが入ったデザインです。吸水速乾性のある生地なので、これからの季節に打ってつけですね。

本誌コーデ5位はコチラ

第4位のコスパ版　全身で合計1万1970円

ジャケット4990円/ウィゴー(同)、パーカ1490円/GU(同)、ジーンズ3990円/ユニクロ(同)、メガネ1500円/キュイー(同)

このコーデはダークトーンでまとめている点がキモです。カラー配色的には課題をクリアしています。ウィゴーのテーラードジャケット、ユニクロのジーンズともにストレッチ素材なので、着てみると意外と動きやすく軽快な気分にさせてくれます。GUのパーカは、ほど良い肉厚で、リブもしっかり、そしてガゼット仕様となっています。

本誌コーデ4位はコチラ

第3位のコスパ版　全身で合計1万4370円

ジャケット4990円/ウィゴー(同)、カーディガン1990円/GU(同)、バンドカラーシャツ3400円/バックナンバー(ライトオン)、ジーンズ3990円/ユニクロ(同)

本誌コーデは清涼感のある春色でコーデをまとめつつ、ベストでカッチリ感をプラスしています。コスパ版では、カッチリめのベストが見つからなかったので、リネン混紡のカーディガンで対応しています。ウィゴーのテーラードジャケットは柔らかい素材なので、そのカラーリングと併せて軽い印象に仕上がっています。アイスブルーまで感じさせるジーンズは見つからなかったので、ユニクロのリアルなユーズド加工が施されたレギュラーフィットジーンズで対応してみました。

本誌コーデ3位はコチラ

第2位のコスパ版　全身で合計2万5300円

ジャケット1万2500円、パンツ5900円/ともにキュイー(同)、ハーフジップパーカ5900円/ディッキーズ(ライトオン)、Tシャツ1000円/ユニクロ(同)

本誌コーデは、セットアップスタイルにスポーツの要素を加味しています。合わせたハーフジップパーカもさることながら、セットアップ自体のディテールデザインや素材感にもアスレジャーなムードが漂っています。一方、コスパ版では、アスレジャーなムードのセットアップは残念ながら見つけられませんでした。そこで、カラーリングは同じで、センタープリーツもしっかりと効いているキュイーのセットアップで対応してみました。ディッキーズのハーフジップパーカは生地がやや薄手で、春仕様といった感じです。

本誌コーデ2位はコチラ

第1位のコスパ版　全身で合計1万3370円

ステンカラーコート6900円/センスオブプレイス(同・バイアーバンリサーチキュープラザ原宿店)、ニット1990円[一部店舗のみ販売]、ジーンズ2490円/ともにGU(同)、クラッチバッグ1990円/ウィゴー(同)

ベージュのスプリングコートを主役にしたシンプルなコーデが1位を飾りました。本誌コーデのスプリングコートは、コーチジャケットをロング丈にアレンジした遊び心のある特徴的なデザインものです。コスパ版では同様のタイプは見つからなかったので、センスオブプレイスのステンカラーの定番的なスプリングコートで対応しています。素材はピーチスキンのような肌触りで少しくったり感のある柔らかな雰囲気です。GUのニットは凹凸のある素材で、サラッとした着心地です。GUのジーンズはボタンとリベットに刻印がありディテールもしっかりとしたレギュラーストレートの濃紺ジーンズです。カラーパレット的には本誌コーデに近い雰囲気を出せたと思います。