日々の暮らしの中ではできるだけ“お気に入り”の上質なものを使いたい。ただ、それを見つけるのはなかなか大変なこと。そこで各ジャンルの目利き17人にリサーチ。大人がぜひ手に取りたいこだわりの逸品がここにある。
目利きが選ぶ日用品 第7回-大人の「メンズコスメ」デビューに相応しい名品5選-
目利きが選ぶ日用品 第6回-気持ちのいいアンダーウエア-
(右)
「このフットスクレーパーは玄関で靴を履いたままブラッシングできるから、お手入れをサボらずに済みますね。ヤシ繊維のブラシは手強い泥汚れもしっかり落とします。少々スペースは取りますが(笑)、玄関にそのまま置いていてもサマになるので問題ナシ」 ブーツジャックが付属し、ブーツがラクラク脱げるというのもポイント。2万7000円/レデッカー(ツールボックス 世田谷 03-6447-9330)
(中)
ミニマルデザインの収納家具を発信するデンマークブランドの逸品。「シューズを床置きするのが苦手なんです。靴に湿気がたまりやすいし、玄関も汚れてしまいますから。このラックなら靴を床に直置きせずに済みますし、見せる収納としても効果的。アッシュ材とスチールのメリハリあるコンビネーションが良いですね」 3万7000円/ノルメイド(ロイヤルファニチャーコレクション 03-3593-3801)
(左)
1991年に他界したインテリアデザイン界の巨星、倉俣史朗氏が過去に発表した作品をリバイバル。「塗装の質感はオリジナルを忠実に再現しつつ、スチール製だった本体は錆びにくくて耐久性の高いステンレス素材に変更されています。ステッキ型となった支柱がおもしろく、まるでリングが浮かんでいるように見えるんですよ」 8万5000円/イデー(同・ショップ 自由が丘店 03-5701-7555)
遠藤慎也さん
インテリアスタイリストの窪川勝哉氏に師事した後、フリーランスとして独立。多くのメディアから引っ張りだこで、DIYの腕もプロ級。雑誌のほか店舗や展示会のインテリアコーディネイトも守備範囲とする。
Photo : YUICHI SUGITA[POLYVALENT]/Styling : TAKUYA RAITA, YOSHIKI ARAKI[The VOICE]/Text : TETSU TAKASUGA, SATOSHI YAMAZAKI[04]