デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのか? 今月も確かめてみました!!
ブルゾン2990円/GU(同・一部店舗のみ販売)、カットソー2900円/コンバース(ライトオン)、パンツ5900円/キュイー(同)
GUのブルゾンは、裏地がメッシュ、フードにはドローコード付き、裾はリブ仕様と、ウインドブレーカー的な機能を備えています。本誌コーデの中間色的な深みのあるブルーと比べると、こちらは発色の良いパキっとしたブルーです。ここは好みに差が出るかもしれません。
キュイーのパンツは1タックで、もも周りはゆるくありつつも、テーパードが効いています。センタクリースも入っているキレイめなイージーパンツです。ただし、サイドにラインが入ったデザインなので、本誌コーデのシックさと比べるとインパクト系なパンツとなっています。
さすがに、本誌コーデのエフシー レアル ブリストル並のコンセプチュアルなコーデに近づけるのは、ハードルが高いなと感じました。
ブルゾン4990円、白カットソー1990円/ともにウィゴー(同)、グレーTシャツ1000円/ユニクロ(同)、パンツ1990円/GU(同)
本誌コーデのテーマ自体が、ZOZO、楽天の人気ブランドで組んだバリューコーデです。そこをさらに超えるコスパだったので、なかなか手強かったです。
本誌コーデは、PUレザーのライダースですが、時期的なことから、今回はPUレザーものを見つけることができず、ウィゴーの薄手の春ブルゾンで代用しました。
インナーはウィゴーの白ロンTとユニクロのグレーTシャツのレイヤードて対応。ロンTはドロップショルダーのデザインなので、ブルゾンを脱いでもオシャレにキマるなと感じました。
GUのパンツはストレッチの効いた、コットンパンツで、スリムシルエットのデザインです。
アイテムや素材の面で、違いはありますが、雰囲気では本誌コーデに近づけたと思います。
ジャケット4990円/GU(同)、Tシャツ1988円/スピンズ(同)、カーゴパンツ5900円/バックナンバー(ライトオン)、キャップ990円/ウィゴー(同)
本誌コーデは、ハイテク機能素材のジャケットと控えめな迷彩柄のパンツをメインといたコーデです。
ココスパ版では、さすがにハイテク素材は難しかったので、GUのシアサッカー素材のジャケットで清涼感をゲットしています。そして、バックナンバーの控えめな迷彩柄のカーゴパンツを発見! テーマ的には本誌コーデに近づけたと思います。
この迷彩柄パンツはヒザにダーツが入り、立体的な作りとなっていて動きやすさも考慮されています。
スピンズのTシャツはビッグサイズシルエットとなっています。こちらも、ジャケット脱いでも今旬なコーデになりそうですね。
ミリタリーシャツ2990円/ウィゴー(同)、Tシャツ590円/ユニクロ(同)、ジーンズ2490円/GU(同)、メガネ1500円/キュイー(同)
本誌コーデは、控えめな迷彩柄のハンティングジャケットと濃紺ジーンズで、カジュアルながらもエレガントな雰囲気を創出したコーデです。
コスパ版では、残念ながら迷彩柄のハンティングジャケットが見つからなかったので、色のトーンが近いウィゴーのミリタリーシャツで対応。このシャツは七分袖で軽い風合いの素材で、夏まで重宝しそうです。
GUのジーンズはワンウオッシュではなくリジッドではありますが、シンプルなレギュラーストレートのシルエットでキレイめな雰囲気は出ています。
ニット2990円/ウィゴー(同)、Tシャツ999円/スピンズ(同)、ジーンズ8900円、ニットキャップ1900円/ともにバックナンバー(ライトオン)
ウィゴーのニットは、七分袖で、アクリル75%、コットン25%素材で、春夏シーズン対応の清涼感がありそうです。しかも織りの雰囲気もいい感じです。
バックナンバーのスキニージーンズは、色の落ち方具合、残り具合、ダメージ加工がすごくリアルで秀逸な出来栄えです。フロントボタン、リベットの刻印デザインも優秀です。今後もバックナンバーのジーンズ製作のスキルの高さには注目していきたいですね。
質感的には、本誌コーデとの差はありますが、ムード的にはかなり近づけています。
掲載商品のお問い合わせ先
ウィゴー☎03-5784-5505
キュイー☎03-5428-8355
GU☎0120-856-452
スピンズ☎0120-011-984
ユニクロ☎0120-170-296
ライトオン☎03-3486-8701
Photo:YUTA KONO/Styling:NAOYA KANAI