2018.11.18 Sun UPDATE FASHION

ザ・ノース・フェイス2018-19完全攻略マニュアル【新作コーデ編】

第2回目は〈ザ・ノース・フェイス〉の新作アウターを今年っぽくどう着こなすか、という視点でご紹介。
オーソドックスなアメカジはもちろん、ビジネススタイルでも十分着こなせる汎用性の高さが〈ザ・ノース・フェイス〉の魅力だ。フリースやインナーダウンなど今年注目のトピックまで一気に見せていこう!

ザ・ノース・フェイス2018-19完全攻略マニュアル【定番と新作編】

今年もストリートの主役はノース!新作アウターのアメカジコーデ編

ファイヤー フライ ジャケット

街にアウトドアを取り入れる、“焚き火の前で過ごすための服”
ヘヴィデューティーなファイヤーフライジャケットのインナーにボアフリース風の素材を使用したスウェットシャツを着用して 素材感をプラス。足元はチロリアンシューズでほど良くアウトドアテイストで統一した。
ブルゾン2万円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、スウェット4万円/サイ(マスターピースショールーム)、ジーンズ2万円/ヤヌーク(カイタックインターナショナル)、シューズ7万2000円/パラブーツ(同・青山店)

フロントやフードに難燃素材を使用し、焚き火の前にいても穴が空かないように配慮したジャケットの新色。左胸には焚き火用グローブなどを収納できるポケットを採用し、ハンマーやトングなどを吊るせるループも付属する。

 


エクスプローラー ヒムコート

ヒマラヤ登頂すら可能なダウンを街で着るためにアップデート
量感のあるダウンジャケットのインパクトを活かし、ボトムスはライトなカラーのジーンズとスニーカーであっさりと仕上げる。防寒性に優れたアウターのため、真冬の外でもインナーはTシャツ一枚で十分だ。
ダウンジャケット8万6000円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、カットソー8000円/トゥモローランド(同)、パンツ2万8000円/エージー(同・ジャパン)、スニーカー1万6000円/スプリングコート×エディフィス(エディフィス 新宿)

 

マイナス40℃を下回る極地登山用に開発されたヒマラヤン・パーカをベースにしてコート用にアレンジ。GORE® WINDSTOPPER®の表地に光電子ダウンを詰め込むなど防寒性に関するスペックはそのまま、デザインを街向きに変更した。


ザ・ノース・フェイス流 BIZコーデ編

ここ数年でアウトドアウエアをビジネスシーンで活用する着こなしも普及中。急な雨や対応でき、伸縮性や軽さに優れた機能素材を活用すれば新しいBIZコーデが完成する。ハイスペックなウエアで、ビジネスという戦場をアクティブに駆け抜けたい。

 

トラバース  ジェットセット ブレザー&スラックス

ファッション業界人も御用達な快適セットアップ
スポーティなセットアップには、フォーマルな革靴よりも気軽なレザースニーカーを合わせるのが正解。バックパックやフーデ ィーを活用して、肩肘張らない活動的なビズカジュアルに仕上げたい。
ジャケット3万5000円、パンツ2万2000円、バックパック1万8000円/以上ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、パーカ3万8000円/ストーンアイランド(トゥモローランド)、スニーカー7万1000円/ゴールデン グース デラックス ブランド(同・青山店)

 

薄手でストレッチ性を備えた防水・透湿素材のハイベントを使用し「防水に見えないデザイン性」を追求して誕生したセットアップ。3層構造のシェルにフルシーム加工をおこなっており、アウトドアアイテムと同様の防水仕様を実現した。

ボールド フーデット コート

正統派ビジネススタイルも高機能素材なら快適に
〈ザ・ノース・フェイス〉のフーデットコートとブリーフケースで、オーセンティックなビジネススタイルを構築。ボディと同色のロゴ使いなど、ドレスコードが厳格な会社でも着用できるように配慮されている。
コート4万2000円、バック9500円/ともにザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、スーツ8万9000円/トゥモローランド ピルグリム(トゥモローランド)、シャツ2万8000円/バグッタ、タイ1万4000円/エリコ フォルミコラ(ともにエストネーション)、シューズ万円/パラブーツ(同・青山店)、メガネ4万7000円/アイヴァン 7285(同・トウキョウ)

 

急な天候の変化にも対応できるGORE-TEX®の防水コート。表地は独特のざらりとしたマットな風合いで、2層構造のため3レイヤーに比べて軽くやわらか。背中と脇下部分にベンチレーションホールを設定し、通気性も確保している。

 


真冬をヌクヌクで過ごすためのフリースとダウンのコーデ編

秋のはじまりから活躍してくれるのがダウンベストとフリースだろう。防寒性抜群でしかも着心地もイージー。リラックスしたスタイリングにほんの少しの男らしさを加えるのがイマの着こなしだ。

ノベルティー ヌプシ ベスト

ダウンベストの名作をブーツとGジャンで武骨に着こなす
ダウンベストのインナーにデニムジャケットを着込んだワイルドに。足元はウールスラックスと〈ダナー〉のマウンテンブーツを合わせて、上半身の武骨さにも負けないボリューム感を加えた。
ダウンベスト2万7000円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、Gジャン3万3000円/サイ ベーシックス(マスターピース ショールーム)、スウェット1万8000円、パンツ1万9000円/ともにトゥモローランド(同)、ブーツ2万5000円/ダナー(スタンプタウン 渋谷)

 

撥水加工を施した50デニールのナイロンシェルと環境に配慮したリサイクルダウンを使用し、静電気の発生を抑える静電ケア設計を採用。アウトドアからタウンユースまで幅広く活用できる。

 

デナリフーディー


明るいカラーリングで秋冬のコーデにアクセント
ヴィヴィッドなカラーのフリースに、リラックスして着こなせるプリーツ入りスラックスを合わせた。インナーのロゴ入りカットソーならフロントを開けて着た時もアクセントになってくれる。
フリースジャケット2万2000円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、スウェット2万4000円/P.M.D.S(WAKO&CO)、パンツ2万9000円/サヴィー(スリー)

1989年にエクスペディション向けに開発されたデナリジャケットのフード付きモデル。高い保温力を備えたマイクロフリース素材を採用し、裾のドローコードを絞ることで気密性を高めつつシルエット変更も可能。

 

アンタークティカ バーサ ロフトジャケット

シンプルなコーディネイトでフリースの質感を強調
襟の大きなフリースにモックネックを合わせることで、首元の防寒性を確保しつつ、アクセントをプラス。シンプルな無地インナーにすることで、モコモコとしたフリースの存在感を強調した。
フリースジャケット3万円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、タートルニット3万1000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、ジーンズ5万3000円/ゴールデン グース デラックス ブランド(同・青山店)

極寒地での活動を想定して前身頃部分には毛足の長いスーパーロフトフリースを二重仕様にし、生地間のデッドエアを大きく広げ、保温効果を飛躍的に向上している。厳寒地ではインナーとしての着用もおすすめ。


インナーに、アウターに、大活躍のインナーダウンの着まわし術編

薄手でかさばらないものの高い防寒性を備えたインナーダウンは、その名の通りインナー着用はもちろん秋にはトップアウターとしても着られるなど、着回しレベルの高い万能アイテム。ワードローブに1着加えておけばコーディネイトの幅が何倍も広がる。

サンダー ラウンドネック ジャケットを着まわし

高度な洗浄技術により汚れを除去し撥水性を付加したクリーンなダウンに、光電子と撥水ポリエステルファイバーをブレンドしたハイブリッドダウンを使用。本体をポケットに収納できるポケッタブル仕様。2万5000円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)

【アウターコーデ】パーカと組み合わせてもUネックなら首元も楽チン
パーカだけでは肌寒くなってきた時期は、トップアウターとしてダウンを着用。ワッチキャップとカラーを統一することで、コーデを選ばずマッチする。
インナーダウン2万5000円、ニットキャップ4400円/ともにザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、パーカー1万500円/チャンピオン(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター)、パンツ2万6000円/サイ ベーシックス(マスターピース ショールーム)

 

【インナーコーデ】ジャケットに負けないインナーダウンの存在感
ネイビーのジャケットのインナーとして着用すれば、トップアウターとして着るよりも抜群の防寒性を発揮する。V字のキルティングもアクセントだ。
インナーのダウン(上と同じ)、ブルゾン4万6000円/トゥモローランド(同)、カットソー1万3000円/サヴィー(スリー)、ジーンズ2万4000円/ヤヌーク(カイタックインターナショナル)

 

 トランジット カーディガンを着まわし

中綿入りながら優れたストレッチ性を備えたカーディガンタイプのダウン。縦ストライプのバッフル構造は体の動きを妨げにくくスッキリした見た目のため、ビジネスでもカジュアルでも活用できる。インナーダウン1万8000円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)

 

【アウターコーデ】黒と白でシンプルに着こなす
デコルテの空いたVネックはハイネックのニットと組み合わせて。シンプルなハイゲージニットならカジュアル過ぎず上品さもプラスできる。
ダウン1万8000円、バッグ6500円/ともにザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、タートルニット3万1000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、ジーンズ2万2000円/リディアル(カイタックインターナショナル)

 

【インナーコーデ】Vネックダウンを3ピース感覚で着る
ジャケットと組み合わせたときにVゾーンを構築しやすいのもVネックの良いところ。ノータイでラフに着ても、タイドアップしてもサマになる。
インナーダウン上と同じ、ジャケット6万6000円/ラルディーニ、シャツ1万9000円/マテウッチィ×エディフィス(ともにエディフィス 新宿)、パンツ2万8000円/ジャブス アルキヴィオ(エストネーション)

 

2回に渡りお届けした最新のザ・ノース・フェイス特集。いかがだったでしょうか?インバウンド需要も含めて、すでに激しい争奪戦が繰り広げられている模様。それだけに手に入れて着こなせば満足度の高いザ・ノース・フェイス。お気に入りが見つけたら即買いをオススメします!

« 一覧