2018.11.30 Fri UPDATE 腕時計王

カルバン・クライン　冬服と時計とジュエリーに関する 4つの考察

’16年にラフ・シモンズがチーフクリエーティブオフィサーに就任して以来、洗練されたイメージに一段と磨きをかけている〈カルバン・クライン〉。その中でも今季特に着目したいのが、ウオッチ＆ジュエリーコレクションだ。上質さと創造性に満ちたプロダクトの数々は、冬の装いに鮮度をもたらしてくれる。

CALVIN KLEIN Achieve

レトロムードを融合したクロノグラフ

ラフ・シモンズのリクエストから生まれた「カルバン・クラインアチーブ」は、レトロアメリカが着想源の新ライン。’60s〜’70sを想起させるクッションケースやカーブガラスが印象的だ。洗練とクラシックが共存したクロノグラフが、洒脱なコートスタイルの決め手に。3万6000円+TAX

CALVIN KLEIN Achieve

スマートな大人に最適な3針モデル

同じく「カルバン・クラインアチーブ」より。こちらはベーシックな3針タイプゆえ、スマートなスタイルと好相性。陰影を強く出したダイヤルはレトロウオッチを彷彿とさせる。鏡面加工の艶やかなベゼルに対してケースはつや消しでフィニッシュするなど、抑揚を巧みに効かせた点も特徴だ。2万7000円+TAX

color variation

簡潔な風貌ながらも、巧妙にアクセントカラーを効かせていてこなれた雰囲気。レザーストラップは今季より新たにアップデートされており、肉厚でフィット感に長ける。2万3000円+TAX

文字盤の外周部がバイカラーとなったユニークデザインや、ブラッシュ×ポリッシュのコンビベルトが目を引く。メイド・イン・スイスのウオッチだけあって、品質も申し分ない。4万円+TAX

CALVIN KLEIN Posh

シンプルさの中に潜むひとさじの遊び心

「カルバン・クラインポッシュ」はトラディショナルを意識したスリムバーインデックスの時計シリーズ。立体感のあるラウンドスクエアカットのケースに個性を忍ばせている。一方、バングルコレクションの「カルバン・クラインスプリング」はバネをモチーフにした高鮮度なデザインが魅力。ともに着こなしに変化を与える存在だ。2万3000円+TAX

color variation

スレンダーな指針＆インデックスに加え、約9㎜の薄手ケースが品行方正な印象を強調。汎用性に秀でるデザインゆえ、オン・オフどちらのシーンでも活躍する。2万7000円+TAX

文字盤と同色のインダイヤルが配されたクロノグラフもスタンバイ。ボリュームを抑えたフォルムで、どんな着こなしにも違和感なく溶け込む。上3万7000円+TAX、下3万3000円+TAX

CALVIN KLEIN Strong

装いをクールに彩るモダンデザイン

建築からヒントを得たアクセサリー「カルバン・クラインストロング」。ネックレス、ブレス、リングいずれも艶のあるブラックメタルにPVDコーティングのマットなメタルが組み合わされ、クールな顔立ちだ。ブランド刻印で主張できるのもうれしく、モノトーンコーデに個性を生み出せる。ネックレス1万3000円+TAX、ブレスレット1万4000円+TAX、リング1万2000円+TAX

color variation

〈カルバン・クライン〉らしいモダニズムを投影した珠玉のアクセ群。精悍な印象を振りまくシルバーステンレスとPVD加工の艶消しブラックステンレスを競演させ、美しいコントラストを描いている。なお、レザーブレスレットはフィット感を自由に調整できる。リング1万1000円+TAX、ブレスレット1万4000円+TAX、ネックレス1万2000円+TAX