2019.01.05 Sat UPDATE FASHION

ヘヴィロテアイテムを使った、大人の私服着まわしテクニック

着用アイテムが多い冬場は組み合わせのテクニックが問われるため、着まわしの重要性が実はかなり高い。マンネリ化が心配なら、まずは本誌おなじみのファッショニスタのコーデ術を参考にしてみよう。4つのヘヴィロテアイテムを軸にした着まわしはヒント満載だ。

ヘヴィロテ4点を上手に使ってマンネリ撃破!


モデル パトリシオさん(34歳)
ベースのアメカジはそのままに、ルーズなシルエットで今季らしく

雑誌にウェブ、広告など多岐にわたり活動する言わずと知れたMJの看板モデル。アメカジへのリスペクトは昔も今も変わらず、西海岸の雰囲気を宿したアイテムが自身の基盤となっている。最近はオーバーシルエットでリラックス感を出すのがお決まりなのだとか。

DAY1(A+C+D)
気負わない格好で地元のカフェ「小川売店」へ

「近場はコンフォートな服装が基本。デニムシャツとチノは定番ですが、鮮やかなダウン や柄キャップでメリハリを出しました」
キャップ/スタンダード カリフォルニア、スニーカー/アディダス

DAY2(B)
淡白さから脱却したこなれモノトーン!

「コーデュロイJKTやライン入りパンツなど、表情に富んだアイテムでモノトーンコーデを味出し。白挿しで軽さも意識しています」
パンツ/バルデ77、ハット/シーシー、サングラス/アヤメ

DAY3(C)
アメカジ×アウトドアの絶妙な競演!

「デニムシャツ×コーデュロイパンツのレトロアメカジは自分の中での鉄板ですね。フリースを上に着て、アウトドア感もミックス」
フリース、パンツ/ともにスタンダード カリフォルニア、サングラス/アヤメ

DAY4(A)
冬のビーチへは暖かなダウンをさらっとはおって

「潮風が冷たいので、サーフィンに行く時はダウンが必須。ナチュラルカラーのパンツと合わせ、アウターの発色を引き立てました」
パンツ/スタンダード カリフォルニア、スニーカー/アディダス、キャップ/ポロ ラルフローレン×ロンハーマン、サングラス/アヤメ

DAY5(B+C+D)
男っぽさに都会的な雰囲気もプラス

「ブラックで引き締めてクールさを取り入れつつ、蛍光ニットキャップによるアクセント付けでリズム良く。都会感を落とし込んだアメカジコーデです」
ニットキャップ/アンシリアス、サングラス/アヤメ

パトリシオさんのヘヴィロテ冬服


A スタンダード カリフォルニアのダウンJKT

「1990年代のアウトドアJKTを思わせるデザインに引かれて購入。冬場の着こなしに映える、パキッとしたカラーも好きですね。暖かさも申し分ないです」

B バルデ77のコーデュロイJKT

「毎シーズン、一着は必ず買っているお気に入りのブランド。コーデュロイアウターって武骨なデザインが多いですが、このモデルは男臭過ぎず着やすいんです」

C スタンダード カリフォルニアのデニムシャツ

「胸元のワンポイントだけっていう、潔いデザインなので着まわし力は大。コーデを選ばないのはもちろん、エイジングが楽しめるのも良いですね!」

D バルデ77のチノパン

「プリミティブな風合い、ワイドなシルエットともに僕の嗜好にドンズバ。大人っぽいコーデにもカジュアルなスタイルにも振れるのでヘヴィロテしています」

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