2019.03.05 Tue UPDATE FASHION

テックな「ソック」スニーカーが人気の理由

最近街でよく見かける、スリッポン調のニットスニーカー。こちらは一見ソックス調に見えることから「ソックスニーカー」の通称で知られており、この春は多くのブランドからリリースされている。斬新な意匠ながらストリートで支持される理由は、その履き心地とシンプルなデザインにあるようだ。

 

【2019冬の小物データファイル】今もっとも街で履かれているスニーカーとは?

デザインで選ぶボリュームソールスニーカー、2019のオススメ8選

 

テクノロジーの進化により生まれた「ソックスニーカー」

シューレースやタンなど一切のパーツを省いたデザインの、「ソックスニーカー」。元々はアスリートのために快適な着用感をする本格派スポーツブランドの研究によって生まれた、ニット素材がベースになっている。最近ではカジュアルブランドが作る街履き用のスニーカーにまで普及し、タウンユースでも見かけるように。足にフィットしつつ通気性に優れているため履き心地は抜群で、特に春夏シーズンには最適。ディテールを排したデザインはどこかモードな佇まいもあり、コーディネイトを問わず合わせることができる。近年のスニーカートレンドの中でも新機軸と言える、ニュートレンドとして今後も注目だ。

 

シンプル&レトロな装いに変化をもたらす

’80年代のスケーターが履いていたライン入りソックスをデザインソースとしたシューズを、テック系素材のボトムスにコーディネイト。余計なデザイン性を排除し、機能性に重点を置きながらもトレンド感十分の着こなしが完成。

スニーカー2万3000円/ストラム アディクト、スウェット2万1000円/アトリエ ベトン(ともにスタジオ ファブワーク)、ダウンジャケット9万円/ノンネイティブ(ベンダー)、パンツ1万6000円/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(ナナミカ マウンテン)

 

ソフトなニットアッパー素材が履き心地の良いスリッポン。2本のバックルはフィット感の調整と同時にデザイン性の強化を兼ねる。1万1000円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)

 

アッパーにあしらわれた止水ジップを開けばローカットシューズが顔を出すゲイター仕様。テックな外観はモードなスタイルにも合う。2万2000円/サロモン(同・コールセンター)

 

SHOP LIST

ザ・ノース・フェイス原宿店☎03-5466-9278

サロモンンコールセンター☎03-6631-0837

スタジオファブワーク☎03-6438-9575

ナナミカ マウンテン☎03-5728-3266

ベンダー☎03-6452-3072

 

Photo:YUICHI SUGITA[POLYVALENT](Model)、TAKEHIRO HAYAKAWA(Item)

Styling:TAKUYA RAITA

Hair&Make:NOBUYUKI KOUGO[JANEIRO]

Model:RICARDO

Text:TOMMY

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