ゴープコアとは「アウトドアで着るアウターを、街着としても活用すること」。ニューヨークマガジンが、こうした着こなしを「ゴープコア」と名付けて紹介したことがきっかけで、最近ではニューヨークでも人気急上昇中。このゴープ(GORP)とは、「Good Old Raisins and Peanuts」の頭文字をとった造語で、ナッツやフルーツなどをミックスした栄養価の高いスナックだそうで、ハイキングやクライミングの必需品であることにちなんで、この名前が付けられたと言われている。
最近は屋外型の音楽フェス、第二次キャンプブーム、ランニングやサイクリングといったヘルシー嗜好の高まりもあって、男女問わず全世代的にアウトドア・アクティビティ界は熱狂中。2020年の東京オリンピックに向け、スポーツメーカーが新技術の開発に乗り出し、その技術をファッションアイテムに応用する動きも。こうしたことを背景にアウトドア産業が活性化されている中、アウトドアで着るアウターを街着としても活用することに注目が集まっている。
街を席巻しているアウトドアアパレルのなかでも
おしゃれも機能性もいいとこ取りした
GORE-TEXファブリクス搭載のスキーウエアながら
“街でも着れる”高機能アウターをフィーチャー
mont-bell/モンベル
「アルパインサーマシェル」
3万6800円
世界最高水準の機能性を搭載した「ゴープコア」アウター
ストレッチゴアテックスファブリクスを使用し、窮屈にならない自由な運動性を実現したジャケット。世界最高水準の防水透湿性素材・ゴアテックスファブリクスを搭載した上で、スタイリッシュで都会的なデザインが街にもマッチする。ディテールにもこだわり、裏側に起毛加工を施すことで、保温性を確保。本格的アウトドア仕様ながら、今っぽいコーデに合わせられるアウターとなっている。
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1102463
Goldwin/ゴールドウイン
「ArrisJacket」
6万5000円
利便性と洗練されたデザイン性を両獲り
利便性を追求して開発した3層構造GORE-TEX ファブリクスを採用した“スキーのための”シェルジャケット。ミニマルなデザイン性と高い利便性・機能性を両立した本アイテムは、オーストリアのスキー教師養成学校である<SNOW SPORTS ACADEMY>のオフィシャルウエアとして採用された。無駄をなくした洗練されたデザインは、スキーシーンだけでなく、街でも着られるスマートなルックスに仕上がっている。
https://www.goldwin.co.jp/goldwin/feature/arris-jacket2018fw/
2018-2019新作
https://www.goldwin.co.jp/goldwin/collection/ski/
THE NORTH FACE/ザ・ノース・フェイス
「RTGフライトジャケット」
5万2000円
日本のアウトドアブームを引っ張る<ザ・ノース・フェイス>の傑作
本アイテムは、バックカントリー向けにつくられた本格的なスキージャケットで、<30デニールGORE-TEX membrane C-knit™ backertechnology>を使用。本格的なアウトドア向けなのでフィット感と可動域の広さは抜群だ。また取り外し可能なパウダースカートや、呼気を効果的に排出するフォグベントなど、ディテールにも機能性の高さがうかがえる。個性的なデザインと豊富なカラバリで街の冬のコーデにも加えたい1枚。
http://www.goldwin.co.jp/tnf/ec/pro/disp/2/NS61801
BURTON/バートン
「Men’s Burton GORE-TEX Dunmore Jacket」
3万6000円
キャッチィな見た目からは想像つかない究極の機能性
フードのデザインや、ワークジャケットのようなルックとは裏腹に、高い機能性を備えたタフなジャケット。防水性を誇るGORE-TEXファブリクス、すべての縫い目に施されたGORE-SEAM®テープ、軽量で温かなTHERMOLITE®インサレーション、自動で内部環境をコントロールするLiving Lining®など、最新技術を駆使した素材が随所に搭載された究極のジャケットに仕上がっている。余計なデザインを排することで、見た目もすっきりし、街着としてもフル活用可能。メディア、ゴーグルポケットや人間工学的撥水ウエストゲーター、ベンチレーションなど、スキーシーンで活躍する機能もしっかりと装備した。