メガネ使いのノウハウはオフに限ったものではない。むしろビジネスでかけることもきちんと視野に入れるべきだろう。そしてそれは職種や着るビジネスウエアによっても変わるから、しっかりポイントを押さえておこう。
銀行員や証券マン、はたまた公務員といった
堅めな職種であれば、
日々のスーツはカッチリ着なければいけないはず。
そんなスタイルに小洒落た要素はやや不相応。
スーツや仕事ぶりに合わせた
スマートなスクエアタイプを推奨。
POINT
・フレームは細めが◎
・スクエア型が基本
・メタルor薄セル
正装であるスリーピースにタイでほのかに遊び心を加える程度が30代のビジネスパーソンにとってちょうどいい塩梅。スマートなスクエアタイプを加えれば仕事の信頼感も一層高まるはず。
ジャケット2万6000円、ベスト1万7000円、シャツ9800円、タイ9000円、セットアップパンツ 1万4000円/すべてリーセンシィオブ マイン アバハウス(アバハウス 原宿)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)
スティーブ・ジョブズ氏の愛用でも知られるブランド。繊細なメタルスクエアフレームは男性の色気を感じさせるデザインだ。5万4000円(グローブスペックス エージェント)
ビジネスでも高い人気のブランドから、スモーキーブラウンのクリアフレームとメタルのコンビが登場。スクエアだからスマートに着けられる。3万8000円(フォーナインズ)
タイや革小物とリンクさせるうえで欠かせないブラウン系スクエア。メタルに比べると優しい表情に見えるのもポイントとなる。3万円(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)
やや端に向かって上がっていくスタイルで端正な表情をアシストしてくれる。無機質なグレーフレームはあらゆるスーツにマッチ。4万8500円(グローブスペックス エージェント)
広告代理店や商社、メーカーなど
ジャケパンやドレスダウンが有効なのであれば
ほどよく洒落っ気をのぞかせるのが吉。
例えば、コンビ素材や明るめのべっ甲柄
といった華やかさで顔まわりにも彩りを施してみよう。
POINT
・セル&メタルのコンビ
・ほどよいラウンド感
・茶やべっ甲なども有効
ブラウン系で柔和な印象を漂わせるジャケパンスタイルならば、メガネは締める意味でもブラックを選びたい。
ジャケット3万9000円、ニットタイ万2000円/ともにリーセンシィ オブ マイン アバハウス(アバハウス 原宿)、シャツ1万1000円/クロス クローゼット(スタイレム)、チノパン1万9000円/マルティナ・バルレッタ(フレッド シーガル カスタマー)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)
ほどよい誠実さとほのかな華やかさを持つサーモントタイプなら、ビジネスでも邪魔することなく、ジャケパンのラフさにもリンクしてくれる。1万8000円(ブリンク外苑前)
ダルマリムや1PINヨロイ、カシメチタンパットといった同ブランドのアイコニックなパーツを集約したサーモントタイプ。4万2000円(アイヴァン 7285 トウキョウ)
セル&メタルのコンビ仕様ながらも細身で構築しているためスマートな着け心地を実現。ボストン型によって表情を柔和に見せてくれる効果も期待できる。4万5000円(アヤメ)
べっ甲柄やメタルブリッジなどアンティークライクな佇まいは、オンオフどちらにおいても洒脱な雰囲気へと促してくれる。3万円(グローブスペックス エージェント)