2017.09.11 Mon UPDATE FASHION

女子ウケは“色”が9割！秋の「モテ服」～第1回～

男ウケは良くても……という服装はファッションヴィクティムが陥りがちな、独りよがりなファッション。好印象で自分に似合ったなコーデを知りたければ、異性の気持ちをリサーチするのがてっとり早い。狙うは女子ウケするモテ服なのです。

Photo: HIROAKI KAWATA／Styling: TAKAHIRO TAKASHIO
Hair&Make:AKIHITO HAYAMI〔le doigh〕／Text:SHUNSUKE HIROTA

１清潔感は色が重要。
白、ネイビー、黒

WHITE & NAVY

オールシーズン着用できる
万能カラーのコーディネイト

着る人を選ばず清潔で爽やかな印象をプラスできるネイビーとホワイト。特に紺のボーダーは草食系の象徴的アイテムとあって、安心感を求める女子からのウケも抜群。外は野菜でも中身は肉たっぷりのロールキャベツ系男子を目指しましょう。

Tシャツ1万1000円／トラディショナルウェザーウエア（同・青山メンズ店）、ニット2万4000円／ロットホロン（wjk base）、ジーンズ1万6000円／スロウガン（ホワイト＊スロウガン）、時計1万6000円／テクネ（エイチエムエスウォッチストアオモテサンドウ）、メガネ3万6000円／モンクレールルネット（同）、シューズ6万5000円／パラブーツ（同・青山店）

WHITE & BLACK

よりモードでシャープな印象をプラスしたいなら、この組み合わせ。このコーデにはプリントや柄は無用。素材や仕立てが武骨なアイテムをチョイスすれば、ワイルドさもプラスできるのです。シャツ2万4000円／スロウガン（ホワイト＊スロウガン）、パンツ1万8500円／ベドウィン & ザハートブレイカーズ（ザ・ハートブレイカーズ）

MJ編集部調査によるモテ服5ヶ条

原宿、渋谷で20代～30代女性50人にアンケートを取った結果、多かった意見を集約したものがこちら。

1大前提の“清潔感”
2ほどよい“トレンド感”
3シンプルでも”こだわり”あり
4“キャラ”に合った服を着る
5“TPO”はとても重要

男性ファッションにとって女性の目線はなんだかんだ言って気になるもの。というわけで「モテ服」に関して20代から30代前半の女性に街頭アンケートを実施。多かった意見を集約し５つの項目にまとめた。
もっとも多かったのは「清潔感」だ。「白シャツの黄バミや、なぞのシミはゲンナリする」「靴がボロボロな人は不潔そうに見える」など辛辣な意見が多数。むろん普段からの選択や服の整理収納は重要。加えてMJでは色効果による清潔感の演出を推奨。白、紺、黒の三色をベースにした誰にでも似合う無難なコーディネイトだ。
次に「トレンド感」。これは言ってしまえば「●ニクロばっかり着ている男はちょっと…」ということ。とはいえ流行りモノにもモテと非モテの区別があるので注意が必要だ。上記ではモテるアイテムを紹介したが非モテ流行服の断トツは「もも丈の短パン」。「男の短パンはキモイ！」「スネ毛が無理！」など全否定の声多数。その他ロングベルトなどもデートでは避けた方が無難な模様。
３つ目は「こだわり」。ジーンズやTシャツ、スニーカーなど定番アイテムはファストファッションではない愛着のあるブランドを身に着けていると好感度が高い。腕時計やアクセサリーなど男の嗜好品に対するこだわりも同様だ。
４つ目は「キャラに合った服」。つまり“似合っていればOK”という事だが、これはなかなか難しいところ。分かりやすくするために、次ページでは、タフで男っぽい“ワイルド派”とクリーンで優男な“マイルド派”のふたつに分けて、似合う・似合わない服を考察してみた。
最後に「TPO」（time時、place場所、occation場合）。これは女子モテに限らずファッションの基本だ。女子が絡むイベント時は特に注意しよう。また「女性の服装に少し合わせてほしい」という声も。色や雰囲気をさり気なく女性に合わせられれば、あなたもモテ服上級者だ！