2017.11.29 Wed UPDATE FASHION

ビシッとスーツを着るために! ここぞの時の勝負スーツは?

ルールがあるのでコーディネイトを作るのは決して難しくないが、ルールがあるからこそセンス良く演出するのが難しいビジネススタイル。そこで今回は、着こなしを1ランク上げておしゃれに魅せるポイントをQ&A方式で解説。代表的な9つの疑問を解決して装いを格上げしよう。

 

Q2.ここぞ!の時の勝負スーツが欲しいのですがオススメは?

A2.クラス感抜群なインポート生地を選べば気も見た目も引き締まります

 

スーツ自体の気品や風格に大きな影響を与えるのが生地の質感だ。素材や糸の細さなどで生地を選ぶ方法もあるが、もっともわかりやすいのはメーカーで選ぶ方法。名門のインポート生地ならまず間違いはない。優れた専業メーカーはいくつかあるが、とり急ぎ知っておくべき3社をピックアップしよう。

 

Loro Plana
ロロピアーナ


スーツの生地は〈ロロ・ピアーナ〉。イタリアを代表する服地メーカーで、1936年に創業。最高級のカシミアや最高峰のウールで名高く、このスーツ地も上質なタスマニアンウールを起用。繊維の生産、紡績、製品化まで一貫して自社で行ない、最上品質を維持している。

スーツ12万5000円/ダーバン(レナウン プレスポート)、シャツ3万2000円/バグッタ(トレメッツォ)、タイ1万6000円/ホリデー&ブラウン(ビームス 銀座)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)、シューズ6万6000円/パラブーツ(同・青山店)、時計1万6000円/テクネ(エイチエムエスウォッチストア 表参道)

 

 

Ermenegildo Zegna
エルメネジルド ゼニア


生地はウール100%。ブルーとパープルを使ったストライプ柄がクール。スーツ10万円/ポール・スミス(同・リミテッド)、シャツ5900円/クラウデッドクローゼット(同・越谷レイクタウン店)、タイ1万4800円/ステファノ ビジ(シップス 渋谷店)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)

 


高品位な〈エルメネジルド ゼニア〉製。1910年にイタリアで創業した名門で、生地メーカーだけでなくブランドとしても発展。

 

 

DORMEUIL
ドーメル


グレンチェック柄の生地は、落ち着きのある色合いも上品。伸縮性を備えつつも、ナチュラルな風合いでラグジュアリーな雰囲気だ。スーツ8万9000円/メンズビギ(同)、シャツ1万円/ハナビシ(同)、タイ1万3800円/ブリューワー(シップス 渋谷店)、チーフ4000円/フェアファクス(同・コレクティブ)


〈ドーメル〉は1842年に誕生したフランス発の老舗でメゾンにも生地を提供。「エクセル」コレクションは自然な質感と伸縮性を両立。

 

 

Photo : HIROAKI KAWATA /Styling : TATSUHITO YONAMINE/Hair & Make : GORO/Model : SHOGO/Text : MASAHIKO TAIRA[pop*]

 

 


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