高級時計を選ぶのは、とどのつまり自分のこだわりを見つめ直す良い機会だと思う。何を基準にするのか、譲れない条件は何か、そしてどんな自分になりたいのか。まだ白紙だという人は、今回紹介する視点から紐解いてみてはどうだろう。
高級時計選びは4つの視点が重要!そのひとつは誰もが認める名機を選ぶこと【IWC】
誰もが認める名機を選ぶ
男なら、何かひとつでも一生モノを所有しておきたい。いくらファストファッションが流行ろうとミニマリズムが浸透しようと、この欲求はおそらくなくならないだろう。そして、その何かを選ぶ時、多くの人は時計を挙げるはずだ。それも、誰もが認める名機を。時計業界に限らず、世界的なブランド、それも歴史あるブランドには必ず名作が存在している。それは、世界中のどこで、誰が見てもそれとわかり、トレンドも世代も超越した存在。まさに、一生モノの条件そのものだ。社会も人生もさまざまに変化する中で変わらない存在を手に入れることは、いわば自分の指針を手に入れるということ。名機には、作りや質の良さだけでなく、そんな哲学も備わっているのだ。
(写真右)クロノマット 44 ブラック マザー オブ パール
プロユースに耐えるフラッグシップモデルの日本限定版。武骨でメカニカルなクロノグラフに、マザー オブ パールの文字盤が高級感を示す。110万円[SO11BMPPA](ブライトリング・ジャパン)
ブライトリングジャパン
(写真左)タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー01 クロノグラフ
自社製キャリバー ホイヤー01搭載のスケルトンモデルにカラーセラミックベゼルの43mm仕様が登場。56万円[CAR201U.BA0766]( LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー)
タグ・ホイヤー(TAGHeuer) | 公式オンラインブティック
Photo:AKIHIRO SAKAI 〔SEPT〕 / Styling:KOUICHI MATSUHIRA / Text:MASAFUMI YASUOKA