[ノーカラーで、前開きでも清潔感を保とう]
本誌SNAP企画で殿堂入りのおしゃれ人、レイズストア桝谷洋平さん シャツ/マービージャモーク、Tシャツ/キャンバー、イージーパンツ/マービージャモーク、スニーカー/コンバース、BBキャップ/ラカル、ブレスレット/ヴィンテージ、腕時計/ハミルトン
この季節、まずは、前開きでさらっとはおり、暑苦しくはないムードを出したいですね。そこで、ノーカラーのデザインなら、首元にカーブを描いたシャツのラインがかっちりと出るので、前開きな着こなしでも清潔感を保てる。これが最大の効果です。加えて、白Tのインナーとの境目に縦のラインが生まれ、スマートに見える視覚効果もゲット!!
[フォロワー6万人のウェアリスタ 賀津 塔さんは淡色で]
カーディガン/マルニ、シャツ/グッチ、タックパンツ/スティーブン アラン、サンダル/マルニ
では、カーディガン、シャツの前ボタンをきっちり留めて清潔感を出しつつ、涼し気にするにはどうしたらいいのでしょう? このケースの場合は、賀津さんのように色にこだわるのが正解! 淡い色は涼しい印象を与え、濃い色は温かみのある印象を与えます。おしゃれは自分だけのものではなく、周りの人に与える印象も重要です。なので、色が生み出す効果は必ず押さえておきましょう。ちなみに、「ライムグリーンは、一見、難易度高! に思えるかもですが、意外と着まわしが効く色で、パンツに引き締め色を持ってくるとしっくりきます」と本人談。
[アンダー1万円でも、いいもの見つかります]
ノーカラーシャツブルゾン4900円/センスオブプレイス(同・バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)、カットソー7800円/ジェーモーガン×サニーレーベル(アーバンリサーチ サニーレーベル グランツリー武蔵小杉店)、ジーンズ1900円/フォーエバー21(同・オンラインショップカスタマーサービス)
シルエットはブルゾンタイプながら、襟のリブを排してノーカラーなデザインに。とても軽い印象に仕上げている。しかもシャツ生地を採用していて、さらっとした着心地満点。この秋は、このタイプのシャツブルゾンが大豊作で、コスパが高い価格帯のアイテムも見つけることができますよ。ここでもはおり物は淡い寒色を選んで、インナーにシンプルな白のカットソー、ボトムスには引き締め色のパンツを選ぶというコーデの基本ルールが活用されています!
[もうちょい季節が進めば、T+JKT着くずしで対応]
ジャケット9800円/リクエスト(パッゾ)、Tシャツ8000円/キャンバー(ハイ! スタンダード)、パンツ4550円/ベルシュカ(同・ジャパン カスタマーサービス)、スニーカー3490円/アメリカンイーグル アウトフィッター(イーグルリテイリング)
涼しげな印象を作るには、部分的に肌見せのヌケ感を作る着こなしが大切。一方、清潔感は、トップスならかっちりしたシルエットのジャケットとで、ボトムスはテーパードのパンツを選びクリーンにまとめることが重要となってきます。このコーデのように伸縮性のあるカット生地のジャケットやパンツを選べば、裾を上げて肌見せ面積を調整できるので、これからの季節にもってこい。季節が少し深まり、濃い色アイテムが着たくなったときも、クリーンで涼しげなコーデを作る作法はお忘れなく!
結論
ノーカラー、淡色、ジャケットの着くずしで軽さを出そう!!
ジャケットの着こなしの続きは、今発売中10月号の巻頭特集で!!