30代にもなって「何となく」でおしゃれをしているようでは、こなれた大人への道はほど遠い。若い時とはひと味違った“たしなみ”が必要だ。まず押さえておきたい16ヵ条を、5日連続でご紹介。今日は第8条から第10条までをチェック!
【第8条】30歳になったら長財布を。
コンパクトに持てるハーフウオレットは確かに便利。しかし、周囲に見られた時にイマイチ格好がつかないし、お札が折れ曲がってしまうという欠点も。品格や整頓のしやすさで考えると長財布がベストチョイス。当然、上質なレザー素材が鉄則だ。
どんな場面でも恥ずかしくない高級感は、さすが英国御用達ブランド。カーフ製ボディのエンボス加工も◎。[W20×H9×D2cm]6万円/スマイソン(ヴァルカナイズ・ロンドン)
【第9条】良い傘を持つ。
傘は単なる雨よけツールではなく、格上げに役立つアクセサリー。そう考えるのが正解だ。実際、コンビニで買った透明傘を持つか、名の知れたブランドの一本を持つかで、装いの印象は別モノに。出先で紛失するケースも減り、結果お買い得とも言える。
ロイヤルワラントの称号を持つ老舗の逸品らしく、風格に満ちた出で立ち。しかも、ウッドハンドルゆえに使い込むほど味が出る。2万5000円/フォックス・アンブレラ(ヴァルカナイズ・ロンドン)
【第10条】機械式本格時計に愛着を持つ。
クォーツウオッチも良質なモデルは数多いが、〝一生モノ〟という観点で見るとやはり伝統的な機械式時計に軍配が上がる。ゼンマイ駆動だけにケアの必要性が高く、電池で動くクォーツ時計と比べてプライスも高価だが、そのぶん愛着もひとしおというもの。
Hamilton(ハミルトン)
機械式の定番「ジャズマスター ビューマティック オート」。ポリッシュ、ヘアライン仕上げのケースが美しい。12万円[H32755731](ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン)
明日はスーツにまつわる3ヵ条をご紹介します!