「リラックス感のあるリアルクローズとモードの融合」をデニムという素材が持つ奥深さを活用して表現していくFACTOTUM JEANS。
2016秋/冬LOOKをデザイナーの有働幸司氏ご本人による解説でお届けできる運びとなりました。
FACTOTUM JEANSの魅力をどこよりもストレートにお伝えします! 圧巻の16LOOKをご覧あれ!!
LOOK1.
有働:「インディゴで染色したガウン、デニムのミリタリースリーピングシャツ、ジーンズとオールインディゴのアイテムながら、バランス良く組んだ着こなしです。実はこれはFACTOTUM JEANS流のリラックススタイルだったりします」
LOOK2.
有働:「一見レザーで重く見えがちなコーディネイトを、バンドカラーシャツや、サテン素材のトラックパンツでトレンドを抑えながらまとめています。リラックスした、大人の余裕が感じられるレザースタイルを意識しました」
LOOK3.
有働:「ジャケットはインディゴ染めのフランネル素材を用いたもの。中に着たシャツもLOOK1.で着ていたガウンもインディゴ染めながら、洗いの印象を出さずにしっかりプレスを掛けてキレイな印象に仕上げたシリーズです」
LOOK4.
有働:「素材鳴りする程の、武骨なキャンバス生地を採用したM-65が主役のミリタリースタイルです。個人的には、一番メンズジョーカーさんっぽいのではと(笑)。こういったミリタリーアイテムは、やっぱりブラックデニムでグッとしめて男らしく着たいですね」
LOOK5.
有働:「ブルゾンはニット編みでスウェット感覚を楽しめるデニム素材。肌触りの良さと、弱ストレッチにより、デニム=窮屈のイメージを払拭しています。サテンウールのカーゴパンツと組み合わせて高級感を漂わせた、FACTOTUM JEANS流の上品なミリタリースタイルですね」
LOOK6.
有働:「このモッズコートと、中に着たPolartec®Alpha®を使用した高機能ブルゾンはスナップボタンによりドッキング出来る仕様になっています。それをあえて合わせずに、インナーダウン的に使いました。この冬の着こなしにぜひ取り入れてほしい合わせ方ですね」
LOOK7.
有働:「米国空軍が採用しているPolartec®Alpha®を用いた、FACTOTUM JEANSのフラッグシップモデルと呼べるN-3Bです。ファーにラビットファーを採用するなどラグジュアリーな一面を見せて、ミリタリーを1段階ステップアップさせた自信作です」
LOOK8.
有働:「リーバイス®の名作である2ndタイプGジャンに、ヴィンテージ風な本格的加工を施しています。身幅を広めに取ってシルエットに遊びを持たせて、大人がおしゃれに着ることのできるGジャンとして提案しています」
LOOK9.
有働:「はいているのは、職人が1点1点手作業で作り上げたクラッシュジーンズ。この数年は製作していませんでしたが、久々にリリースしました。シンプルでいながらも、レザー以外をすべて青で統一することで、コンセプチュアルなコーディネイトを構築しました」
LOOK10.
有働:「フェイクレザーの肩パッチなど、本格的な仕様のミリタリーニットです。ウールではなくコットンで仕上げることで無骨な印象を追求しました。どこかリラックスしながらも強さを前面に押し出したFACTOTUM JEANSらしいコーディネイトです」
LOOK11.
有働:「通常入っている蛇腹などを排して、ステッチワークのみで表現したクラフト感あるバイカーズジーンズがアクセントです。ノーカラージャケットにタートルネックとトレンドをおさえつつ、アクのあるボトムスで、ひとクセある着こなしを作ってみました」
LOOK12.
有働:「今季の他のアウターにも用いていたPolartec®Alpha®を採用した、ハイスペックMA-1。とことん本物のヴィンテージに寄せた、本気のモノづくりを体感してほしい一着です。MA-1にワイドシルエットのパンツは、若い世代の方々にこそ挑戦してほしいスタイルですね」
LOOK13.
有働:「着用しているのはLOOK4.で着用していたM-65のブラック。アウターをメインとしながら、インナーもしっかり活かしたいので、一番上だけボタンを留めてみました。’90年代のストリートシーンでは、こういうスタイルが多かったですよね」
LOOK14.
有働:「ドレスシャツに使うキレイな素材を使用し、上品な仕立てを意識したオーバーサイズの切りかえシャンブレーシャツです。オーバーサイズにブラックスリムボトムスの合わせはシンプルながら、トップスの存在感が強さを引き立てています」
LOOK15.
有働:「こちらも以前紹介したPolartec®Alpha®を用いたブルゾン。前述に登場したモッズコートなどのキャンバスシリーズにドッキングさせて、インナーとしてもアウターとしても使える万能の一着。スタイリングは白とグレーのコントラストで、清潔感を意識しました」
LOOK16.
有働:「LOOK6.と同じモッズコートを主役に、ブラックでトレンドを取り入れたコーディネイト。ワイヤー入りで立体的なフードが、シルエットのアクセントとして目に留まります。男っぽさを演出する時は、使う色の数も制限していったほうが締まりも出てオススメです」
FACTOTUM JEANS HP
http://factotum.jp/jeans/