Men’s JOKER1月号の目玉は、全国のおしゃれ男子を撮り下ろしたスナップ大特集!
企画内ではキュートなアパレル女子たちに、スナップで登場している人たちについて
意見をもらいつつ、好きな男性ファッションを追求してきました!
ここでは、本誌では掲載しきれなかった女子トークをどーんと大公開。
1回目は、冬アウターについて熱~く語ってもらいました!
女子PROFILE(右から)
冨樫久美さん アメリカンラグ シー プレス
自分でも愛用するくらい、メンズのアウターはMA-1派。
アメリカンラグ シーのスタッフでも多い、グランジっぽい着こなしに惹かれる。
川邉 愛さん The Dayz tokyo プレス
全体的にゆるいシルエットに仕上げている男子が好き。
アウターはミリタリー系が好み。
短髪だったり、清潔感のあることが重要!
川邉さん(=以下、川):冬場、ダウンを着る男性も増えてくるけど、ダウンっておしゃれに着るのが難しいアイテムだよね。
ダウンを着るだけでビジネスっぽくなるっていうか。
冨樫さん(=以下、冨):それかがっつりアウトドアに……。
川:そうそう。でもそうじゃなくて、街着としておしゃれに着ていたら、ポイントはすごく高い。
スナップの中でも、バランスよく着ている人いましたね。
冨:合わせるボトムの太さが重要な気がする!
川:ストレートのデニムだと、THEって感じになるから、テーパード入ってるパンツのほうが良さそう。
あと小物の合わせで、ちょっとこう都会っぽく見せるとか。
冨:靴の選びかな? 革靴あわせると、途端にビジネスだもんね。
川:確かに! 革靴は避けてほしいかも。
冨:冬って、特にアウターはみんなダークト
ーンを選びがちだけど、明るい色を使いたいなら、ダウンっていいかもね。
川:うん、その場合、逆にアウトドアに寄っちゃってもいいくらい!
ザ・ノース・フェイスとかパタゴニアとか、アウトドアブランドのものを選んで。
冨:うちのメンズスタッフが、コバルトブルーのダウンを着ているんだけど、それは普通に受け入れられる。
たぶんそこまで振り切られちゃうと、こっちも受け入れるのかも。
川:なるほど。
冨:でも、赤とか可愛い色は避けてほしいかな~、男性だから。
川:私は好きだけどな。赤。ピンクのニットとかも大丈夫!
私、色は平気なのかも。
冨:私も、ピンクのニットは大丈夫。
でも、スタジャンとかでカラフルな色はちょっと難しいかな~。
川:う~~~~ん、そうだね。やっぱりダウンでアウトドア系にしてもらうのがいいな。
冨:色を男らしく着こなす場合はね。
明るい色のアウターをうまく着ようと思うと、どうしてもフェミニンになるような気がして。
たとえば、淡色のウールのコートを着ているメンズを想像してみて?
川:あ、だめかも(笑)。
冨:ね(笑)。だから、ベーシックな色のほうが安心だよね。
川:すごい図々しいけど、隣にいることを想像しちゃうんだよね、
こういうスナップ企画でどの服装がいいかとか話してると。
冨:一緒に出歩くのを想定しちゃう!
川:そう見ると、私ハットかぶってる人って苦手だなって思う。
ほかの帽子は平気だけど、ハットはちょっとキマりすぎちゃうからかな。
冨:小物でいうなら、私は巻き物はなしで!
風邪引いても、おしゃれは頑張ってほしい!
アウターからフードが出てる姿が好きなんだよね(笑)。
川:靴は? 私、ローファーとかブーツがちょっと……。
冨:そうなの? 私はデザートブーツが好きで。
あと、ハイテクスニーカーもハズシとして使う分にはいい。
川:革靴は、ソックスとあわせてカジュアルに着崩してたらおしゃれだなって思う。
冨:やっぱりカジュアル好きだね(笑)。
川:そう(笑)。たとえば、彼とかがちょっと違うなって服装してきたら、きっぱりと言う?
冨:あのときのあれ、良かったよねとか、
好きなコーデについて褒めて、好みを認識させる(笑)。
川:私、まさにこういう、一緒に雑誌とか見てるシチュエーションで、こういう格好苦手と、やんわりと伝えたりするかも(笑)。
冨:それもあるね。女子たちはさりげなくサインを出していると思うから、男性たちも見逃さないください(笑)!
了
Photo:YUTA KONO/Text:MOMOYO YUGE