2017.02.02 Thu UPDATE FASHION

絶対ハズさない「マフラー」の巻き方・選び方 【第1回】選び方編

寒い時期に頼りたくなるのが巻き物。保温性が高いマフラーやストールはぜひとも活用したいアイテムだ。ただし、いざ巻こうとすると悩んでしまうのが選び方や巻き方。ということで、全4回の短期集中で一気に解説しよう!

 

【第1回】アウター別!ベストマッチなマフラーの選び方

まずはじめに、アウターとの相性を中心にした今季らしいマフラーの選び方を紹介しよう。

 

ロング丈アウターには…
⇒「モヘア混素材のマフラー」がベストマッチ!

チェスターコートをはじめとするロング丈のシンプルなアウターは上品なイメージ。ただし最近は、オーバーサイズやビッグシルエットを選んでゆったり着こなすのが主流になっている。そんなリラックスムードを活かすなら、毛羽感のあるモヘア混素材のマフラーを選ぶのがオススメだ。

 

ルーズに垂らせば今っぽいリラックスがいっそう拡大。マフラー両端の長さを適度にズラすと、無造作感が強調できる。

私物のマフラー/シップス ジェットブルー、コート7万円/ファクトタム(同・アパルトメント)、モックネックカットソー4万6000円/フィルメランジェ(同)、パンツ2万7000円/ラッピンノット(HEMT PR)、ローファー3万4000円/リーガル シュー&カンパニー(同)

 

フード付きアウターには…
⇒「コンパクトな無地マフラー」がベストマッチ!

マウンテンパーカやモッズコート、ダッフルコートといったアウターは、フードが生み出す首周りのボリューム感が特徴的。マフラーなどを巻くとトゥーマッチになりがちなので、コンパクトなタイプで、柄などない無地モノをチョイスするのが賢明だ。

 

巻き方も小ぶりにまとめる方法を選ぶのが基本。すでに首周りにポイントがあるため、巻き物を目立たせるというよりはアウターと一体化させる方がオススメだ。すっきりとまとまって大人っぽく仕上がる。

私物のマフラー/シップス ジェネラル サプライ、マウンテンパーカ3万円/ザ・ノース・フェイス(同・原宿店)、スウェット9800円/マニュアル アルファベット(エムケースクエア)、ジーンズ1万6800円/バーンストーマー(HEMT PR)、スニーカー1万9800円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド)

 

ノーカラーアウターには…
⇒「大判のストール」がベストマッチ!

人気沸騰中のMA-1に限らず、フライトジャケットはネック部分にリブが使われていたり、ノーカラー仕様になっているものが多い。高さを抑えたスタンドカラーやバンドカラーのアウターを含め、首周りにボリュームがないアウターは、大判ストールなどでボリューム感を思い切りプラスすると新鮮なニュアンスに仕上がる。

 

大ぶりな巻き物は存在感が強いため、無地などの落ち着いた色柄を選ぶのがセオリー。全身を明るめのトーンでまとめれば、ヘビーな印象に映ることもない。

ストール5800円/スーパーサンクス(バンプロ)、MA-1 4万8000円/レイニープラネット(スタジオ ファブワーク)、ニット3万7000円/フィルメランジェ(同)、チノパン2万4000円/オナーギャザリング(同・青山)、スニーカー1万1800円/アドミラル(Sojitz GMC)

 

レザージャケットには…
⇒「ストライプ柄のマフラー」がベストマッチ!

ライダースジャケットなどのレザーをメインに使用したアウターはハードで男っぽいイメージ。そんな武骨さを和らげ、大人っぽく上品にアレンジしたいなら、品格を感じさせるマフラーが重宝する。もっとも効果が見込めるのはストライプ柄。スーツにも使用されるピンストライプやチョークストライプ、それに近い柄のマフラーは、さり気なく巻くだけで落ち着いたムードが匂い立つ。

 

上品に見える定番カラーのストライプを選ぶのもポイントだ。

私物のマフラー/アバハウス、ライダースジャケット7万2000円/アバハウス(同・ラストワード原宿店)、シャツ2万3000円/コノロジカ(HEMT PR)、パンツ2万2000円/ヴァリス バイ ファクトタム(ファクタム アパルトメント)、シューズ3万4000円/リーガル(同・コーポレーションお客様相談窓口)

 

テーラードジャケットには…
⇒「ローゲージニットのマフラー」がベストマッチ!

カジュアルな装いでテーラードジャケットタイプのアウターを着用する際は、マフラーで少し着くずすようなイメージだとバランスが整う。そこで合わせたいのがローゲージニットのマフラーだ。ツイードジャケットなどのラギッド感があるジャケットなら質感に統一感が出るし、スーツ地に近い素材感のジャケットなら適度にカジュアルダウンしてくれる。つまり、どんなジャケットでもローゲージのラフ感でカジュアルな印象にアレンジしてくれるということ。

 

ブラックなどの王道カラーを選べば、ラフに映り過ぎることはない。

マフラー1万1000円、パンツ1万4800円/ともにミスターオリーブ(ウォーク イン クローゼット)、ジャケット3万2000円/オレゴニアン アウトフィッターズ(トラウター)、ニット2万6000円/ラッピンノット(HEMT PR)、シューズ5万円/リーガル シュー&カンパニー(同)

 

次回は巻き方のHOW TOをレクチャーします!

 

 

【掲載商品のお問い合わせ先】
ファクトタム アパルトメント 03-5459-9779
フィルメランジェ 03-6447-1107
HEMT PR 03-6721-0882
リーガル シュー&カンパニー 03-5459-3135
アイ ファウンド 03-6434-7418
エムケースクエア 06-6534-1177
ザ・ノース・フェイス原宿店 03-5466-9278
オナーギャザリング 青山 03-3409-3015
スタジオ ファブワーク 03-6438-9575
Sojitz GMC 03-6894-5760
バンプロ 03-6455-4131
リーガルコーポレーションお客様相談窓口 047-304-7261
ウォーク イン クローゼット 03-5459-1885
トラウター 042-747-3471

 

 

Photo:YUTA KONO/Styling:EIJI KAWASAKI/Text:MASAHIKO TAIRA[pop*]

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