寒い時期に頼りたくなるのが巻き物。保温性が高いマフラーやストールはぜひとも活用したいアイテムだ。ただし、いざ巻こうとすると悩んでしまうのが選び方や巻き方。ということで、全4回の短期集中で一気に解説しよう!
前回に続き、いま絶対に覚えておきたいマフラーの巻き方をご紹介します!!
イタリアで生まれたと言われるだけあって、華やかな見た目が魅力の「ピッティ巻き」。やや難易度が高く見えるが、何回か実践してみれば簡単に覚えられるはずだ。解けにくく形がくずれづらいのも大きな特徴。
【巻き方】
3:1くらいの比率になるように長さを変えて首に掛ける。
長い方を首に1周させる。
短い方を首元の輪の内側から引っ張り出し、ループを作る。
作ったループに反対側の先端を通し…
全体的に調整したら完成!
ループの作り方さえ覚えれば難しくないので、何度かトライしてみよう。
比較的コンパクトにまとまるのが「バック巻き」。両端が垂れず保温性も抜群なので、アクティブに活動する際にも重宝する。首に巻きつける回数などでアレンジできるので、自分に合う巻き方を研究したい。
【巻き方】
幅が半分くらいになるように折り曲げるなど、マフラーが細めになるように準備。
首に掛けて1回巻きつける。
両端を首の後側まで持ち上げて、交差させて結んだら出来上がり。
首の後で結ぶのが難しい場合は、正面で結んでから回転させてもOK。アウターなどとのバランスに合わせ、ボリューム感や首周りの輪の大きさも調整しよう。
ビジネスマンにはなじみ深いネクタイのプレーンノットをそのまま転用した「ネクタイ巻き」。すっきりした印象と、首元の開き具合を調整しやすいのが特徴的だ。結び目が大きくなり過ぎないよう、薄手のマフラーを選ぶのがポイント。
【巻き方】
左右の長さに適度な差をつけつつマフラーを首に掛ける。
長い方を持ち、短い方に1周半くらい巻きつける。
長い方をマフラーの内側 (体側) から首元の輪に通し、(短い方に巻きつけた際にできた) ループに上から通す。
結び目の大きさや、首元の開く具合を調節したら完成!
次回は最終回。おしゃれに見せるマフラーの合わせ方をレクチャーします!
Photo:YUTA KONO/Styling:EIJI KAWASAKI/Text:MASAHIKO TAIRA[pop*]