DIESEL ART GALLEY(渋谷)では、2017年2月24日(金)から5月18日(木)の会期で、KYOTAROの7年ぶりとなる大型個展「Clad in the Universe.宇宙を纏う」を開催いたします。
KYOTAROは、異次元の目に見えない存在に形を与えることで、作品を制作しています。ふとした瞬間に私たちが感じる何かの気配や、神秘的な体験は、KYOTAROの作品制作において大切な要素です。今にも動き出しそうな躍動感あふれる画面、水滴や気泡の質感の描写、光、神々や幻獣、動物、妖精など、繊細で綿密なタッチからなる作品は、白黒を基調としながら、鑑賞者の意識を刺激し鮮やかな世界へと引き込みます。
本展は、「10万年後の世界で、未来人がまとう衣」をテーマに描いたドローイングを中心とした新作の大型作品13点と、ペイントも含めた小作品約80点を展示する大型個展となります。液体や光でできた衣、意識のやりとりを促す衣、通信機能が備わった衣など、現実での再現が難しく、普段見慣れない造形を表現することで、遠い未来に想いを馳せ、未知の世界を探求する空間を作り出します。
会場では展示作品をはじめ、ポストカードなどの展覧会限定オリジナルグッズも販売、会期中の4月28日(金)19:00-21:00にはサイン会の開催も予定しております。
ABOUT : KYOTARO(きょうたろう) | www.kyotaro.biz
1978年京都生まれ、1998年に京都嵯峨美術短期大学グラフィックデザインコース卒業。現在は、東京と故郷の京都を拠点に、ドローイング、ペインティング、マンガ、アニメーションなど、幅広い作品を制作。国内での多数の個展の他、ニューヨーク、マイアミ、北京、上海、サンフランシスコ等でのグループ展にも参加し、国内外で積極的に作品を発表。
近年では「RED BULL MUSIC ACADEMY TOKYO」キャンペーンヴィジュアル(2014年)や、伊勢丹新宿店本館1階ウィンドーディスプレイ(2013年)を手がけたほか、111 Minna Gallery(サンフランシスコ、2012年)、MIZUMA & ONE GALLERY(北京、2011年)、Hwas Gallery(上海、2011年)、ミヅマ・アクション(東京、2010年・2008年)をはじめとする数多くの展覧会にも参加し、個人の創作活動からコマーシャルワークまで、その活動は幅広く注目されている。
展覧会概要
タイトル:Clad in the Universe.宇宙を纏う
アーティスト: KYOTARO(きょうたろう)
キュレーター:Yu Murooka(Higraph Tokyo)
会期:2017年2月24日(金)-5月18日(木)
会場:DIESEL ART GALLERY
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F
TEL: 03-6427-5955
WEB: www.diesel.co.jp/art
開館時間:11:30-21:00
入場料:無料
休館日:不定休
協力:Art Translators Collective(相磯展子) /糟谷健三 /STICKER DESIGN CUTTING★FINE /株式会社瀧本写真事務所 /三菱鉛筆株式会社 /
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