2017.05.01 Mon UPDATE FASHION

この春履きたい! スニーカーミシュラン 第4回 業界人のイチ押しモデル編

この春、ファッション関係者が気になっているのは…アップデート系復刻!?

 

ファッション関係者20名へ「いま履きたいスニーカー」のアンケートを実施し、集計結果から今季注目すべきスニーカーを紹介していくこの企画も今回が最終回! 今回は番外編として、アンケートにご協力いただいたプレス、スタイリスト、ライターの皆さんイチ押しの個人賞を発表。それぞれのこだわりが詰まったコメントも、要チェックです。

 

<レボリューションPR・田中望 賞>

プーマ バイ ヨシオクボ

スウェード

〈ヨシオクボ〉との2017春夏コラボコレクションから、名作「スウェード」のアレンジモデルが登場。汎用性に優れたスウェード地のワントーンボディに伸縮性を持ったゴムシューレースやラバー素材のフォームストライプが光る。2万円(プーマ カスタマーサービス)

 

プーマ カスタマーサービス ☎0120-125-150

 

<COMMENT>

「あの名作をベースとしながら〈ヨシオクボ〉らしいアレンジがなされていて、現代的でモードな顔立ちに!」(レボリューションPR プレス・田中望さん)

 

 

<ライター・TOMMY 賞>

アシックスタイガー

ゲルマイ

独自のシューレースシステムを搭載し、1999年に発売された〈ゲルマイ〉の復刻作。アッパーには光を反射するリフレクティブ素材を、ソールには独自開発のクッション材を採用することにより現代的にアップデート。1万4000円(アシックスジャパン株式会社お客様相談室)

 

アシックスジャパン株式会社お客様相談室 ☎0120-068-806

 

<COMMENT>

「左右非対称なシューレースデザインの’90年代モデルは、他ブランドからも復刻されていますが、コチラはかなり通好みです」(ライター・TOMMYさん)

 

 

<スタイリスト・金井尚也 賞>

ナイキ スポーツウェア

ナイキ エア ズーム スピリドン ウルトラ

1997年に登場した同名機種のデザインを継承しつつ、アッパーには継ぎ目を無くしたノーソー・テクノロジーを採用。さらに新設計のソールユニットも搭載するなど、見えない部分にまで最新アップデートがなされている。1万4000円(ナイキ カスタマーサービス)

 

ナイキ カスタマーサービス ☎0120-6453-77

 

<COMMENT>

「シルバー基調のオリジナルカラーも捨て難いけど、メッシュ素材のアッパーとも相性の良いブルーは春にピッタリです」(スタイリスト・金井尚也さん)

 

 

予想はしていたものの、挙がってきたモデルは新旧入り乱れた混戦模様。だが、そんな中で浮かび上がってきた注目のキーワードが“アップデート系復刻”。過去のモデルに最新テクノロジーを投入し、現代の空気感にマッチさせたそれらのモデルは昨今のスニーカーシーンを語る上で欠かせない存在だ。特に’90年代のスニーカーブームの際に人気を獲得したモデルは根強いファンが多く、復刻によるヒットが狙いやすいという背景も垣間見える。最後に、今回得票のあったモデルを紹介するので、ぜひ春のスニーカー選びの参考にしてもらいたい。

 

〈ホカ ホネオネ〉/「ボンダイ」

〈リーボック クラシック〉/「NPC2」

〈パンサー〉/「GT AT LE」

〈ナイキ スポーツウェア〉/「ナイキ エア モワブ」

〈ニューバランス〉/「990K BM2」

〈コンバースアディクト〉/「チャックテイラー キャンバス HI ゴアテックス」

〈ナイキ スポーツウェア〉/「ナイキ エア マックス 97 OG」

〈アディダスオリジナルス〉/「プロモデル」

※上記のモデルには、一部現行品で発売されていないものも含まれています

 


第1回 ニットスニーカー編の記事はコチラ>>>

 


第2回 大人でも履けるハイテクスニーカー編の記事はコチラ>>>

 


第3回 白キャンバススニーカー編の記事はコチラ>>>

 

<アンケート協力者>

【アタッシュドプレス】レボリューションPR・田中望さん、ハンクスPR・寺井仁宣さん、スタジオファブワーク・水澗航さん、ムロフィス・嶋田哲也さん、白井教政さん【スタイリスト】菊池陽之介さん、平松正啓さん(Y’s C)、柴山陽平さん、高塩崇宏さん、尾後啓太さん、荒木義樹さん(The VOICE)、川崎英治さん、金井尚也さん、来田拓也さん、与那嶺龍人さん、近藤有倫さん【ライター】國領磨人さん、TOMMYさん、山崎諭さん(04)、廣田俊介さん

 

<採点方法>

業界人20名が各設問に該当するスニーカーを各2位まで回答。1位=5点、2位=3点で合計し、点数の高い順でランキングした。

 

Photo:YUTA KONO/Styling:NAOYA KANAI/Text:TOMMY

« 一覧