2017.05.09 Tue UPDATE FASHION

人気コーデ1位〜5位は、コスパでできるのか? 5月号編

デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのかを確かめてみたくなってしまいました。
20代のはじめ、給料も安かった頃、筆者もファッション誌を見て、似たようなアイテムで、自分の給料に見合った価格のモノを必死に探した経験があります。
モノによっては、シルエットが微妙だったり、素材感には多少満足しきれない部分が出てくることもあったけど、いろんなモノを実際に試着してみることで、感じること、わかること、勉強になることがたくさんあったと記憶しております。
ここに紹介するモノも、誌面で紹介したモノも、読者のみなさへは、ぜひ実際に試着してみることをオススメいたします。
今企画において、筆者は実際に着用して気づいた点を列記していきます(多少辛口なコメントもあるやもしれませんが、お許しください)。
みなさんも、いろいろなモノを着てみることで感じた自分のフィーリングを大切に、何を購入するかを決めてみてくださいね!
 

第5位のコスパ版 全身で合計9290円

 

パーカ4900円/チャンピオン(ライトオン プレスルーム)、Tシャツ1900円/センスオブプレイス(同・バ イアーバンリサーチ キュープラザ原宿店)、スキニージーンズ2490円/GU(同)
 
チャンピオンのパーカはスタンダードなシルエット。本誌コーデのパーカは少しモードっぽいジャストめなシルエット。若干シルエットに差はあります。ここは好みで選んでください。インナーのTシャツはこちらもロング丈です。カラーは異なりますが、裾からのチラ見せにはしっかりと対応してくれます。パンツはスキニーシルエット。少しストレッチが足りない感じはしましたが、許容範囲ではあると思います。
 
 

本誌コーデ5位はコチラ


 
 
 

第4位のコスパ版 全身で合計2万2277円

 

ストライプシャツ1990円、Tシャツ1590円/ともにウィゴー(同)、ジーンズ8900円、トートバッグ4900円/ともにバックナンバー(ライトオン プレスルーム)、ニットキャップ999円、バングル1998円/ともにスピンズ(同)、ブレスレット1900円/キュイー(同)
 
シャツのストライプのピッチは本誌コーデと比べると細かいですね。そのため、白ベースというより、全体としては水色のシャツといった印象です。こちらのジーンズは本誌コーデと比べるとクラッシュが入っていないだけで、かなりこだわりを感じる加工が施されています。完成度は高いですね。バッグの素材も良く、なかなかな作りです。ニット帽はサマー向け素材ではありませんが、そこはご愛嬌。オシャレのためには多少は我慢しましょう!!
 
 

本誌コーデ4位はコチラ


 
 
 

第3位のコスパ版 全身で合計1万6330円

 

ジャケット3990円/ウィゴー(同)、ニット3900円/バックナンバー(ライトオン プレスルーム)、ジーンズ6450円/ベルシュカ(同・ジャパン カスタマーサービス)、リュック1990円/GU(同)
 
ジャケットはカット地なので、本誌コーデと同じようなニュアンスを出せそうです。ニットはシンプルなローゲージのタイプが見つからなかったので、多少編みのデザインが入ったものに変換してみました。ジーンズは本誌コーデよりクラッシュ加工が多少強めなところが違いですね。ここは好みで選んでください。バッグはシンプルで、デザイン要素は少ないですが、素材的にはコーデュラナイロンを採用していて安心感ありですね。
 
 

本誌コーデ3位はコチラ


 
 
 

第2位のコスパ版 全身で合計1万4789円

 

Gジャン5900円/バックナンバー(ライトオン プレスルーム)、バンドカラーシャツ4900円/キュイー(同)、ジョガーパンツ2990円/ユニクロ(同)、ニットキャップ999円/スピンズ(同)
 
このコーデは、今回の企画の中で、もっとも本誌コーデに近いイメージが作れたと感じました。Gジャンのデニム素材も色合いもかなり満足のいく出来ですね。ジョガーパンツもバンドカラーシャツも納得の出来栄えです。ニット帽は編みのせいかもしれませんが、こちらの方が原色っぽい発色に感じました。
 
 

本誌コーデ2位はコチラ


 
 
 

第1位のコスパ版 全身で合計1万7320円

 

ジャケット5990円、パンツ3990円/ともにユニクロ(同)、バンドカラーシャツ2950円/ベルシュカ(同・ジャパン カスタマーサービス)、時計2900円/キュイー(同)、クラッチバッグ1490円/GU(同)
 
セットアップの生地は、本誌コーデはコットンチノ素材にオーバーダイ加工をかけたタイプで、立体感がきちんと出ているのがポイントです。一方、こちらのセットアップの生地はナイロン混紡素材で、立体感の表現では負けてしまいますが、旬でスポーツモードなムードはかなり高めに表現されています。バンドカラーのシャツはコスパなジャンルでも豊作なので、自分の体型に合ったものを試着して選んでください。
 
 

本誌コーデ1位はコチラ


 
 
掲載商品のお問い合わせ先
ウィゴー ☎03-5784-5505
キュイー ☎03-5428-8355
GU ☎0120-856-453
スピンズ ☎0120-011-984
センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店 ☎03-6433-5548
ベルシュカ・ジャパン カスタマーサービス ☎03-6415-8086
ユニクロ ☎0120-090-296
ライトオン プレスルーム ☎03-3486-8701
 
 
Photo:YUTA KONO/Styling:NAOYA KANAI

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