最後は、有力6大ブランドの鉄板モデルにフォーカス。高感度な海外セレブが愛用するブランドも多いだけに、どれも完成度はお墨付き。
アイウエアシーンを牽引する
名門グローバルブランド
1937年に、米空軍のパイロットサングラスを手がけていたボシュロム社によって発足された〈レイバン〉。上質かつ機能的なプロダクトを真骨頂とするブランドだ。’99年からはイタリアのルックスオティカ社が手掛ける。
右:ウェイファーラー ブランドNo.1の人気モデルといえば、1952年誕生の「ウェイファーラー」。今作は日本人向けにフィットを改良している。2万1000円
中:RB4279F ラギッドに見えがちなダブルブリッジモデルも、セル素材なら挑戦しやすい。サイドに配されたオリジナルリベットがアクセントとなっている。2万5000円
左:クラブマスター 「クラブマスター」は1950年代のブローモデルからインスパイアされた名作。レトロデザインが今日では逆に新鮮だ。2万1000円
トラディションとモダンを
融合した珠玉のコレクション
グッチなどで活躍した世界的デザイナー、トム・フォードが自身の名を冠し’05年に発表したブランド。伝統的なデザインとモダンなエッセンスとミックスしたプロダクトで支持を集める。サイドに入るTマークがアイコンだ。
右:TF0482-D タイムレスに着用できる、完成されたデザインのブローサングラス。過去に展開していた人気作「TF248 ヘンリー」がデザインベース。5万円
中:TF0515 ブリッジにワンポイントで組み込んだメタルが目を引くコンビサングラス。ヴィンテージライクなシルエットも印象深い。5万円
左:TF0521 オーセンティックなキーホールブリッジをあしらった、アセテートフレームのウエリントン。清々しいブルーレンズをはめ込んでおり、リゾートスタイルとも好相性。4万2000円
古き良きアーカイヴモデルを
今日的にブラッシュアップ
1972年に「着る眼鏡」をコンセプトにスタートし、’85年に世界進出を果たしたアイヴァン。その血脈を継ぎ、’13年に始動したのが〈アイヴァン 7285〉だ。アイヴァン時代のアーカイブを現代風に再構築したモデルを展開。
右:750 幅の太いリムながら、生地の厚さは4㎜と薄くメリハリ感あり。アラベスク柄のあしらわれたメタル芯が透けて見える、ユニークなサイドフレームにも注目。4万7000円
中:747 オリジナルで製作したポリカーボネートレンズはかなり肉厚。ゆえに、その外周部にメタルリムを埋め込むという斬新なデザインが可能となった。4万8000円
左:802 スライドテンプルを仕様したフォールディング構造。ポケットに小さく収納できるので持ち運びに便利。7万円