Men’s JOKER 8月号で敢行した「夏の全国ファッションSNAP」では、身長160cm台のおしゃれマスターが数多く登場! 決して高身長とは言えないけれど、それを微塵も感じさせない彼らのコーディネイト術は、さすがのひと言。本誌はこれを徹底分析し、実際よりも身長を高く、そしてスタイル良く見せるテクニックを導き出した! その成果をここでレクチャーしていこう。
黒は収縮色の代表カラー。着こなしをシャープに見せてくれる効果があるというのは第1回でも述べた通り。そのパワーを余すことなく活用するには、全身をその黒一色でまとめるというのはひとつの手だ。
ポイントは、トップス&ボトムスに加えて、足元のシューズまで黒でまとめるということ。そうすることで上半身と下半身の各パーツが分断されずにつながって見え、全身が細長い1本の棒のようになってスラリと見えるのだ。
【身長167cm】
鹿野巧真さん
シャツ/N.ハリウッド、スラックス/カラー、サンダル/パラブーツ、サングラス/オリバーピープルズ、腕時計/ジャガー・ルクルト、ブレスレット/ティファニー
【身長167cm】
権藤翔平さん
ニットTシャツ、スラックス、バングル、リング/すべてデラックス、スニーカー/コンバース、バッグ/グッドオル、サングラス/ミスタージェントルマン
【身長169cm】
夫 栄拓さん
シャツ、側章パンツ/ともにtk.タケオキクチ、スニーカー/ナイキ、バックパック/エルベシャプリエ
先ほどは全身黒での着こなしを提案したが、せっかくの夏ならば、明るく軽快なカラーのアイテムだって身に着けたいもの。そんな場合には、トップスに明るめカラーを配置するのが正解だ。白や黄色などの明るいカラーは、物を大きく見せる膨張色。これに対してボトムスに収縮色である暗めカラーをチョイスすれば、見る者の意識は、ボリュームを感じさせる上半身へと向かうことになり、背の高いイメージを与えることができるのだ。
ちなみに、膨張色である明るめカラーは、白、黄色、赤やオレンジなど。ペールトーンのピンクやライトブルーもここに含まれる。そして、収縮色である暗めカラーといえるのは黒、ネイビー、オリーブなどが挙げられる。
【身長167cm】
本田剛士さん
シャツ、ボトムス/ともにジャーナル スタンダード トライセクト、スニーカー/Bata×ジャーナル スタンダード、バックパック/ディスパッチ、メガネ/オリバー・ゴールドスミス、腕時計/タイメックス、リング/クロムハーツ
【身長168cm】
RYOさん
Tシャツ/アーバンリサーチ、タンクトップ/ラッド ミュージシャン、ジャージィパンツ/アディダス、シューズ/クレマン、バックパック/コーチ
【身長168cm】
金丸 司さん
シャツ、トートバッグ/ともにアーツ&サイエンス、Tシャツ/ヘルス、ジーンズ/ラングラー、サボ/ダンスコ
【身長165cm】
桑原一仁さん
シャツ/ネイバーフッド、クロップトパンツ/ノンネイティブ、スニーカー/ヴァンズ
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