2017.09.06 Wed UPDATE FASHION

30代に人気のコーデ1位〜5位は、コスパでできるか? 9月号編

デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのかを確かめてみたくなってしまいました。
 
20代のはじめ、給料も安かった頃、筆者もファッション誌を見て、似たようなアイテムで、自分の給料に見合った価格のモノを必死に探した経験があります。
モノによっては、シルエットが微妙だったり、素材感には多少満足しきれない部分が出てくることもあったけど、いろんなモノを実際に試着してみることで、感じること、わかること、勉強になることがたくさんあったと記憶しております。
 
ここに紹介するモノも、誌面で紹介したモノも、読者のみなさへは、ぜひ実際に試着してみることをオススメいたします。
今企画において、筆者は実際に着用して気づいた点を列記していきます(多少辛口なコメントもあるやもしれませんが、お許しください)。
みなさんも、いろいろなモノを着てみることで感じた自分のフィーリングを大切に、何を購入するかを決めてみてくださいね!
 

第5位のコスパ版 全身で合計1万2130円


ジャケット3990円、パンツ1990円/ともにGU(同)、バンドカラーシャツ3750円/レイジブルー(アダストリア)、Tシャツ2400円/チャンピオン(ライトオン)
 
本誌コーデの第5位は、「夏から秋へのつなぎ服は、コスパが正解」企画より選ばれたものです。ここでは、そのコスパを超えるスーパーコスパを実現してみました。セットアップにも使えるGUのイージーアンクルパンツは、文字通りくるぶし丈で、この季節に対応するヌケ感も演出できるし、テーパードの効いたゆったりシルエットなので、美脚効果もありの優秀パンツです。インナーは定番的なバンドカラーシャツ+Tシャツなので、各ブランドからのリリースも豊富です。選択肢の幅は広いので、試着を繰り返して自分の好みを選んでください!!
 

本誌コーデ5位はコチラ


 
 
 

第4位のコスパ版 全身で合計1万1090円


パーカ3900円/バックナンバー(ライトオン)、Tシャツ590円/ユニクロ(同)、スウェットパンツ6600円/ニコアンド(アダストリア)
 
第4位のコーデは、飾らないシンプルさが魅力ですね。なので、一見した感じのみを求めるのなら、コスパでも再現は難しくはありませんでした。ただし、素材的には本誌コーデとの差はあって、このストレッチフライスパーカは、季節の変わり目に対応する薄手な素材感となっています。パンツは、本誌コーデがニットデニムですが、こちらはスウェットジーンズで対応しています。色落ちと裾のダメージ加工はリアルなムードなので、素材にこだわらなければ、完成度はかなり高いアイテムですね!!
 

本誌コーデ4位はコチラ


 
 
 

第3位のコスパ版 全身で合計9280円


カーディガン4500円/コーエン(同)、Tシャツ1290円/ウィゴー(同)、スウェットパンツ1990円/ユニクロ(同)、メガネ1500円/キュイー(同)
 
カーディガンは、本誌コーデはシルクカシミア素材です。コスパ版コーデのカーディガンはアクリル95%ナイロン5%の化繊です。ここの差は理解してください。あと、秋もののコスパではアイボリー色のカーディガンは見つかりませんでした。そこで、今回はパンツと同色のグレーを選んでセットアップ的なコーデで対応してみました。ユニクロのスウェットパンツはかなり出来が良く、肌触りも見た目もかなり遜色のない作りで驚きました。
 

本誌コーデ3位はコチラ


 
 
 

第2位のコスパ版 全身で合計1万1480円


ジャケット3990円/GU(同)、Tシャツ3500円/キュイー(同)、イージージーンズ3990円/ユニクロ(同)
 
本誌コーデのジャケットはニットテーラードですが、コスパブランドでは残念ながら見つけられませんでした。GUのジャケットはカットソー生地ではありますが、柔らかく軽く、馴染む感じで、着心地良し。素材にこだわりがなければかなりオススメできるアイテムです。ユニクロのイージージーンズは、ヒゲ、あたりなどユーズド加工がリアルで、本格ジーンズと見まがうような出来栄えですね。
 

本誌コーデ2位はコチラ


 
 
 

第1位のコスパ版 全身で合計1万5730円


デニムシャツ3990円/コエ(同・自由が丘店)、Tシャツ3000円/コーエン(同)、ショーツ4440円/ディーホリック(同)、ネックレス2500円/レイジブルー(アダストリア)、ブレスレット1800円/キュイー(同)
 
こちらのコエのデニムシャツは、本誌コーデより艶感が強く、ナチュラルというより都会的なムードを感じました。コーエンのTシャツはデザインポケットが入り、本誌コーデのTシャツのポケットデザインとは異なりますが、ここも好み次第で選んで良いと感じました。ただし、ショートパンツだけは、本誌コーデのように表地と裏地が異なるデザインのアイテムは見つけることができませんでした。このディーホリックのショートパンツは麻のような表情の生地でナチュラル感は出ていましたね。本誌コーデはトップス:ナチュラル×ボトムス:クールなイメージですが、コスパ版は、トップス:クール×ボトムス:ナチュラルで対応してみました。
 

本誌コーデ1位はコチラ


 
 
 
掲載商品のお問い合わせ先
 
アダストリア ☎0120-601-162
ウィゴー ☎03-5784-5505
キュイー ☎03-5428-8355
コーエン ☎03-6894-7720
コエ 自由が丘店 ☎03-5726-9117
GU ☎0120-856-452
ディーホリック http://www.dholic.co.jp
ユニクロ ☎0120-170-296
ライトオン ☎03-3486-8701

 

 

Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA/Styling:NAOYA KANAI

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