1947年に航空機タイヤの製造をしていた専門知識を活かして、キャンバスブーツをつくり始めたパラディウムは、2017年、ブーツブランドとして70周年を迎える。アニバーサリーイヤーを祝し、創業当時の復刻モデルやハッピーブランド「スマイリー」とのコラボモデルを発表してきたが、日本限定モデル「PAMPA HI ORIGINALE LTD」をパラディウムのオフィシャルショップ「S-Rush」3店舗で9/15(金)より発売をスタート。
■70年代の栄光を再現
今回のアニバーサリーモデルのベースは、パラディウムのアイコンとなっている「Pampa Hi(パンパハイ)」。パンパシリーズは、1947年の創業当時、フランス軍から「熱帯地方で使用するための快適で耐久性に優れたシューズをつくってほしい」という依頼を受けて開発したキャンバスブーツ。
今回はその復刻モデルのオフホワイトカラーに、パラディウムがフランスでNo.1シューズブランドだった70年代に使用していたワッペンをつけた。パラディウムは、実は近年までアメリカオフィスに企画開発部署があったが、昨年、ブランド誕生の地であるフランスに戻った。この秋冬シーズンからは、フランスでトータルデザインを行い、今回の限定モデルは、フランスのブーツブランドとして再び輝きを放つという強い思いを込めた。
イラストの人物は、右足にバスケットボールシューズ、左足にテニスシューズを履いている。これは、70年代当時、パラディウムがスポーツシューズも手がけており、バスケットボールとテニスでトップアスリートのサポートをしていたことに由来している。
■商品スペック
アッパーは厚手で頑丈な20オンスのコットンキャンバスで、ライニングにはコットンツイルを採用し足入れの快適性をアップ。70年間ほぼ形状を変えていないパラディウム独自のアウトソールがアイデンティティを主張しながら、オリジナルの「PARADROP」インソールを採用しており、クッション性にも優れている。
■販売店:S-Rush
S-Rushはパラディウムブーツのオフィシャルショップで、原宿、横浜、大阪の3店舗で展開。
「Palladium」(パラディウム)について
PALLADIUM(パラディウム)は、1920年に航空機専用のタイヤメーカーとして創業。耐久性に優れた独自製法を開発し、短期間で世界的規模のシェアを獲得。第二次世界大戦後の需要減少に伴い、キャンバスブーツの製造をスタート。熱帯地方で使用する軍靴というリクエストを受けて、ブランドのアイコン「Pampa(パンパ)」シリーズが誕生。70年の歴史を経て、オーセンティック感と特徴的なソールに加え、最先端のデザインを合わせ持つフランス発ブーツブランドとして、世界80ヶ国で展開。