移り変わりの激しいファッショントレンド。高額なアイテムだろうと次シーズンには色褪せて見えたりも。しかも季節の変わり目に服に予算は割きたくない…。そんな時の駆け込み寺こそ“コスパ服”。価格控えめで晩夏→秋も活躍するアイテムがこんなにも。これは利用するしかない!
Photo:JUNJI HIROSE(Model),TAKEHIRO HAYAKAWA(Item)/Styling:KEITA OGA/Hair&Make:TAKAI/Model:SEN/Text:RYO KIKUCHI
スタイリスト
川崎英治さんがオススメする
「年齢を重ねるほどに着る機会が増えてきたのがシャツ。とはいえ、一般のビジネスマンほど着る機会は少ないのでプライスも選ぶ際の要素になります。そこで行き着いた答えが無印良品。自然な風合いと肌触りの良さは抜群」左2760円、右2769円(無印良品 有楽町)
スタイリスト
柴山陽平さんがオススメする
「オンもオフもわりとアクティブな方なので、動きやすいアイテムが基本。ボトムスであればワイドシルエットのコレ。とにかく屈強でしかも微光沢の生地はほど良く上品。この万能さにして1万円以下はかなり高コスパです」9000円(ブルームーン カンパニー)
スタイリスト
高塩崇宏さんがオススメする
「Tシャツは毎日着る物だから“気持ちいい”が大前提。丈夫で安ければなおよし。ならばこれは欠かせません。アウターとしてのTシャツをシーンに根付かせたビーフィーTは、これからも付き合っていきたい名品です」1500円(ヘインズブランズ ジャパン)
ボルシチ PRディレクター
辻井国裕さんがオススメする
「シーンを問わず活躍してくれる2WAYバッグ。最大13インチのPC専用スリーブに加え、内と外で小分けに便利なポケットを装備しており、撥水性があるため急な雨でも安心。20リットルの容量も頼もしいんです」各9800円(アルコインターナショナル)
フリーランスPR/セールス
西田里季さんがオススメする
「〈タヌキ〉はデニム×ストリートをテーマに展開する岡山の気鋭ブランドで、コレは昔ながらの製法を駆使しライフウエアを提案する英国〈マムニック〉とのコラボ作。シェフィールドの伝統技術を生かしたオール手製でこの価格は驚愕!」7400円(デニミオ ショップ)
スタイリスト
来田拓也さんがオススメする
「クラシカルな手帳のような見栄えもウィットに富んでいて素敵ですが、7つほどの仕切りが付いていてとにかく使いやすい。普段は多くの領収書などをまとめて収納する際に使用しています。何よりコストパフォーマンスが最高ですね」700円(ハイタイド)
スタイリスト
星 光彦さんがオススメする
「シルクといえば高級素材の代名詞として有名ですよね。〈ルクシー〉はそのシルクを専門に扱っているブランドで、贅沢に使用しているにもかかわらずこのプライスは、ファクトリーブランドならでは。トロける着心地も極上です」9800円(ジェムプロジェクター)
フリーエディター/ライター
菊地 亮さんがオススメする
「秋冬が近づくにつれ盛り上がるアウター問題。ロングかショートか、素材は?色は?と展示会を巡りながら思案する毎日でしたがこれとの出会いでひとまず沈静化。この凛々しい趣と肉厚感。それでU-1万円ときている。買わない手はないですよね」9500円(アントリム)
ライター
廣田俊介さんがオススメする
「普段はさほど身に着けない腕時計も、ラフに着けられ、しかもリーズナブルなタイメックスならありかも、と考えています。こちらは先日復刻されたオリジナルキャンパー。使い捨てミリタリーウオッチが源流という背景にも引かれます」8300円(DKSHジャパン)
スタイリスト
金井尚也さんがオススメする
「Tシャツに欠かせない要素といえばタフさ。数回洗濯しただけでヨレてしまっては話になりません。その点、米軍へも供給実績のあるこちらは、ヘビーウェイトコットンの強さがとにかく頼もしい。メイドインUSAも響きます」各1800円(ユーソニアン グッズ ストア)
本誌編集部
金井洋平さんがオススメする
「“男は清潔感がキー”とは前号のスナップ特集で耳にした街の声。となれば、これこそ最高のモテアイテムなのでは。底抜けにクリーンなうえ価格もタッチも優しい。さり気なく入った編み柄も◎。今季はこれで清潔男子、目指しましょう!」9800円(ピー・エックス)