2017.11.08 Wed UPDATE FASHION

30代に人気のコーデ1位〜5位は、コスパでできるか? 11月号編

デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのかを確かめてみたくなってしまいました。
 
20代のはじめ、給料も安かった頃、筆者もファッション誌を見て、似たようなアイテムで、自分の給料に見合った価格のモノを必死に探した経験があります。
モノによっては、シルエットが微妙だったり、素材感には多少満足しきれない部分が出てくることもあったけど、いろんなモノを実際に試着してみることで、感じること、わかること、勉強になることがたくさんあったと記憶しております。
 
ここに紹介するモノも、誌面で紹介したモノも、読者のみなさへは、ぜひ実際に試着してみることをオススメいたします。
今企画において、筆者は実際に着用して気づいた点を列記していきます(多少辛口なコメントもあるやもしれませんが、お許しください)。
みなさんも、いろいろなモノを着てみることで感じた自分のフィーリングを大切に、何を購入するかを決めてみてくださいね!
 

第5位のコスパ版 全身で合計1万4170円


コーチジャケット5990円/ウィゴー(同)、スウェット1990円/ユニクロ(同)、カットソー3700円/ジェーモーガン×サニーレーベル(アーバンリサーチ サニーレーベル グランツリー武蔵小杉店)、ジーンズ2490円/GU(同)
 
本誌コーデの第5位は、コーチジャケット、袖プリントスウェット、側章風の加工が入ったジーンズを合わせてスポーティなテイストを出したコーデです。コスパ版でもテイストや色合いでは十分雰囲気は出せていますね。異なる点は、コーチジャケットの素材です。本誌はスウェードレザーですが、コスパ版ではレザー素材のコーチジャケットを見つけることはできず、コーデュロイで対応しています。この冬、コーデュロイ素材のアイテムは、パンツ以外でもさまざまなアイテムで使用されていて、まさに旬ものと言える勢いを感じるので要注目です! そして、GUのジーンズは、さすがに側章風のデザインは入っていませんが、色落ちの風合いはナチュラルなので合格点と言えると思います。視聴者のみなさん的にはいかがですか?
 

本誌コーデ5位はコチラ


 
 
 

第4位のコスパ版 全身で合計1万9390円


ブルゾン1万2500円/キュイー(同)、ニット990円/GU(同)、コーデュロイパンツ5900円/センスオブプレイス(同・バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)
 
第4位のコーデは、ネイビーのブルゾンに合わせるアイテムのカラーリングで、いかにウォーム感をプラスして季節感を出していくかをテーマとしたスタイリングです。コスパ版でもテラコッタカラーのアクリルニットをGUで発見したので取り入れてみました。ブルゾンは、ネイビーカラーを探してみたのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。そこでシルエット的には近かったのでキュイーのナイロンブラックブルゾンで対応。センスオブプレイスのコーデュロイパンツはスリムテーパードなので、シルエット的にはかなり近づけたと思います。
 

本誌コーデ4位はコチラ


 
 
 

第3位のコスパ版 全身で合計1万2880円


ライダースジャケット5990円/ユニクロ(同)、カットソー4900円/キュイー(同)、チノパン1990円/GU(同)
 
本誌コーデは、W仕立てのライダースのハードなイメージをスラックスの上品さで中和してバランスを取ったコーデです。コスパ版ではシルエット的には再現できたとは思います。さすがに素材だけはハードルが高く、ユニクロのライダースジャケットはフェイクレザー、GUのパンツはチノとなっています。このGUのチノパンツはかなり優秀で、生地にパリっとした張りがあり、光沢があり、さらにストレッチが効いているので、かなり重宝しそうでした。
 

本誌コーデ3位はコチラ


 
 
 

第2位のコスパ版 全身で合計1万8140円


チェスターコート9900円センスオブプレイス(同・バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店)、タートルネックカットソー2750円/レイジブルー(アダストリア)、スラックス3990円/ユニクロ(同)、メガネ1500円/キュイー(同)
 
本誌コーデはAラインのコートに細身のボトムスを合わせキレイなシルエットに仕上げる効果を狙っています。コスパ版もユニクロのスリムなスラックスを活用しボトムスは及第点を取れています。残念だったのは、トレンチコートをコスパブランドでは見つけることができませんでした。そこでチェスターコートで対応。丈感が本誌コーデと比べると足りていないので、Aラインの強調具合が少し足りなかったという印象です。今回のコーデでは、コートの丈の長さがかなり重要になっていると感じました。
 

本誌コーデ2位はコチラ


 
 
 

第1位のコスパ版 全身で合計2万2040円


中綿ベスト4990円/ウィゴー(同)、スウェット5900円/チャンピオン×センスオブプレイス(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチキュープラザ原宿店)、タートルネックカットソー2750円/レイジブルー(アダストリア)、パンツ6900円、サングラス1500円/ともにキュイー(同)
 
第1位のコーデは、「アウトドアテイストをタウンユースに持ち込む」がテーマとなっています。ウィゴーの中綿ベストはほどよいボリューム感で、シルエット的にはとてもいいバランスです。本誌のダウンベストと比べるとテープ使いなどのデザイン要素が入っていますが、ここはお好みでチョイスしてください。キュイーのパンツはベロア素材でテーパードシルエット、旬な要素をふんだんに取り入れた優秀アイテムです。チャンピオン×センスオブプレイスのスウェットはドロップショルダーで、こちらも今なムードのシルエットに仕上げらていて、かなり使えると感じました。
 

本誌コーデ1位はコチラ


 
 
 
掲載商品のお問い合わせ先
 
アーバンリサーチ サニーレーベル グランツリー武蔵小杉店 ☎044-982-3131
アダストリア ☎0120-601-162
ウィゴー ☎03-5784-5505
キュイー ☎03-5428835
GU ☎0120-856-452
センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店 ☎03-6433-5548
ユニクロ ☎0120-171-296
 

 

Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA/Styling:NAOYA KANAI

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