肌寒さが増しゆく今の時期、ついコーデに投入したくなるアイテム「ニット」。そこで本企画では今季のトレンドからイチ推しブランドまで、俺に似合うニットを様々な視点から導き出していきます。
ニット好きの間でもマストとして推す声の多い6ブランドから、今季最優先で手に入れるべきアイテムを厳選。
BRAND
2011年にニットブランドとしてイタリアにて誕生。“古き良きデザイン”と“現代的なシルエット”のバランス感覚に優れ、世界特許を持つ“バーク編み”と呼ばれる特殊な編地のニットウエアはブランドのアイコン的存在として広く知られている。
ITEM
(右)ニットアウターの中でもカジュアルにはおれるスタジャン型は活躍頻度高し。ニットボディ×ナイロン袖の異素材コンビが都会感を放つ。8万3000円、(左)今季、注目を集めているカモフラ柄を大胆に落とし込んだクルーネックニット。明度を抑えてシックに仕上げているため、大人のスタイルにだって合わせやすい。2万9000円/ともにバーク(三喜商事)
BRAND
「自分たちが着ていて、心地良い物を作りたい」という作り手の想いからスタート。プロダクトの完成度にこだわるがゆえ国内生産を貫く。また男女ともに着用可能なスタンダードなデザインが多く、普段使いに重宝すると多くの支持を獲得。
ITEM
(右)シルクを40%混紡することにより、モヘア特有の質感を残しながらも、柔らかくしなやかなタッチを獲得。色合いも秋冬に最適だ。3万円、(左)両方向から開閉可能なWジップ仕様で、アウターとしても活躍が期待できるカーデ。前シーズンから人気のアイテムを、今年の秋冬はウール素材で温かみのある表情に。3万6000円/ともにスローン(同)
BRAND
新潟県五泉市にて50年以上の歴史を持つニットファクトリー〈ウメダ ニット〉が手掛ける。多種多様の編み機と職人による巧みな縫製技術のクロスオーバーにより生み出されるハイクオリティなニットからは、今の空気感が感じられる。
ITEM
(右)ブランドの定番となっている組織切替えのハイゲージニット。テンセルウールとポリエステルを混紡することで絶妙な落ち感とハリ感を兼備。ロンT感覚でぜひ。1万9000円、(左)斜めに配置された胸ポケットが特徴。フロント裾にも使いやすいポケットを配置し、ワンマイル程度の外出ならバッグいらず。2万5000円/ともにラッピンノット(HEMT PR)
Photo:HIROAKI KAWATA
Styling:YOSHIKI ARAKI
Hair&Make:YUMEKO OTA[earch]
Text:TOMMY