「35億」や「忖度」、「Jアラーと」などのワードが頻繁に飛び交った2017年。中には「プレミアムフライデー」や「GINZA SIX」など、ファッションシーンに“近からずとも遠からず”といったワードも散見した。“ファッションとの関わり”で言えば2017年の流行語大賞を受賞した「インスタ映え」も近いと言えるだろう。ここ数年続いた「ノームコアブーム」もひと段落し、来るシーズンでは、ストリートカルチャーをベースにしたインパクトのあるプリントやヴィヴィッドなカラーを全面に押し出したカジュアルスタイルが躍進しそうな気配がムンムン。まさに“インスタ映え”しそうなウエアが、“これでもか!”とばかりにラインナップされているのだ。とはいえ“アラサー”の我々MJ世代にとって、派手過ぎたり、若く見え過ぎてしまうのも、いかがなものか。基本はベーシックで、適度にデザインやディテールにアクセントが加えられているくらいのほうがチョイスとしては正解だ。
アウターを着用してみるとこんな感じに。開いた胸元から“H”の文字が、さり気なく個性を主張してくれる。
そこでオススメなのがMen’s JOKER PREMIUMからGETできる〈ハリウッド ランチ マーケット〉の「Hモチーフクルーネックニット」。ネパールで生産されたウール糸で、ひとつひとつ手編みされたニットは、素朴な印象と表情豊かなグレーが特徴的。パッと見は無地に見えるかもしれないが、じつはブランドの頭文字“H”を編み立てて胸部にデザイン。プレッピーさを控えめに付加している。また、右裾付近にはポケットを装備。スマホなどを入れるのに意外と便利で、インナーはもちろん、アウター的な着用をも後押ししてくれる。丁寧なハンドメイドながらも良心的なプライス。これを買わずして、誰が年を越せようか!? カラーはこのグレーの他に、ネイビーもアリ。残りは後わずかなので、早めのチェックをオススメします!
Hモチーフクルーネックニット1万6000円/ハリウッド ランチ マーケット
ストレッチダウンマウンテンパーカ1万9800円/MJP DAILYWEAR
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ネパールで生産されたウール糸で、ひとつひとつ手編みされたニット。温かみもあって高級感もある。
スマートフォンなど、ちょっとした小物を入れるのに意外と便利なポケットを装備。
アーム部は編みを変えることによって柄を表現。ちょっとしたアクセントだ。
Photo:HOROAKI KAWATA