意味あるデザイン&ディテールや安心感を高める優れた機能性、そして実用品としての適正なプライス。どれをとっても、アウトドアアウターは魅力的だ。各社から個性豊かなモデルが多数展開されている中で、大本命は一体どれだ⁉
Photo : TAKESHI KIMURA[BASK]
Styling : YUTA FUKAZAWA
Text : RUI KONNO
暖かさはもちろん、通気性と速乾性も兼ね備えた独自開発の中綿、コアロフトを使ったミッドレイヤー用のフーデッドジャケット“アトム AR フーディ”。すっきりとしたデザインと、小さくたためる利便性が魅力的。(ビームス 原宿)
上:ネックはフィット感の高いジャージー素材。下:左胸の内側に時はジップポケットが。使いやすく、出し入れもスムーズな縦型というのがポイントだ。
ふっくらとした6mm厚のフリースを使った“メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット”。肌触りの良さと暖かさに加え、永続的な防臭加工がなされていて、快適な状態をキープ。(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス)
上:左胸のポケット部分にはおなじみのネームタグをレイアウト。下:ライニングは吸湿発散性と通気性を備えた、ワープニットメッシュを採用している。
内側がフリース素材のハンドウォーマーになった大型ポケットが特徴的。625フィルパワーの上質なホワイトダックダウンを使っていて、体にやさしくフィットすることでさらに保温性を高めている。(カナダグースショールーム)
上:襟の内側には肌馴染みが良く、保温性も向上させてくれるトリコットスエードを採用。下:ネームタグはボディと同じブラックですっきりとしたルックスに。
3レイヤーのパーテックスをシェルを使った“イーチャンジャケット”。長めの丈と着脱式のフードでシーンを問わず着用できる。過剰な主張を排し、ミニマルに徹したデザインが都会的。(アシックスジャパン ホグロフス事業部)
上:フードを取り外すと、シンプルなステンカラー調のデザインになるので着こなしやすい。下:ボディはプルーフという防水・透湿素材を使った3層構造。
800フィルパワーのEXダウンを採用し、抜群の防寒性を備えた“パーマフロスト ダウンパーカ”。表地にウインドストッパー®ファブリクスを使用し、防風性と蒸れを放出する透湿性を備える。(モンベル・カスタマー・サービス)
上:大きめのフードはジッパーで取り外しが可能で、ベースのスタンドカラーはやや高めの設定。下:引き裂き強度に優れたリップストップ地は安心感も高い。
テイジンが開発した軽量中綿、“オクタ®”と、旭化成の防水透湿素材、ソファンデを採用したハイスペックモデル。寒さを凌ぐだけでなく、吸汗速乾性も備えているので、アクティブさを損なわない。(スノーピーク)
上:サイドのポケットは内側が起毛したハンドウォーマー仕様。下:内側は全体にメッシュライニングが施されている。汗をかいてもムレにくいのが◎。
フルシームシーリングを施した“コモドジャケット”は、Lサイズで約275gと非常に軽く、モーション3Dという立体的なパターンで動きやすさを兼ね備えている。止水ジップもほど良いアクセントに。(デサントお客様相談室)
上:2層構造のゴアテックスパックライトを採用し、防水・透湿性に加え、軽さと柔らかさを備えている。下:右肩後ろに配したロゴマークがさりげなく洒脱だ。
幾何学模様を思わせる独特のロフトが目を引く“ストレッチダウン DS ジャケット”。シェルは伸縮性のニット素材で動きやすく、撥水加工ダウンを使っていて濡れても保温性が下がらないのも秀逸。(コロンビアスポーツウェアジャパン)
上:暖かさと動きやすさを高めるストレッチウェルデッドチャネル構造は視覚的にも斬新。下:内側には大きなポケットを配していて、収納力も併せ持っている。
スーパーソニックと呼ばれる超音波による溶着加工を施すことでシームレス化を進め、着心地を向上させたジャケット。シェルには東レのプライムフレックスを使うことで、伸縮性と軽量さを備える。(デサント ブラン代官山店)
上:随所にシームシーリングが施され、防水面も盤石に。下:袖口にはサムホールを設けていて、強風などの状況下でもフィット感を損なわないのも秀逸。