お正月ですので、本日はパーッと明るく派手めなスニーカーでいきましょう。こちら、’90年代に巻き起こったハイテクスニーカーブームの先駆けとなった「インスタポンプフューリー」でございます。しかも、1994年に発売されたオリジナルカラーのシトロン。今年は2018年ですので、もはやオリジナルのリリースが24年も前の話になるということに驚いてしまいます。まさに、〝光陰矢の如し〟です。そして、24年もの月日が流れてしまえば、〝即ち更に刮目して相待すべし〟ということにもなります。

＜リーボック クラシック＞のインスタポンプフューリー OG ULTK

 

 

＜リーボック クラシック＞のインスタポンプフューリー OG ULTK2万6000円（リーボック アディダスグループお客様窓口☎︎0570-033-033）
 
こちらのモデルは、単なる復刻モデルではありません。＜リーボック＞が独自に開発したデジタルニッティングテクノロジーのウルトラニットが採用されたアップデートバージョンになります。
 

 
ソックスのように柔らかい履き心地のニット素材でアッパーが再構築されています。軽さと通気性も大きなアドバンテージ。部位によって編み地を変化させているところがこだわりです。従来のモデルがローカットだったのに対して、こちらはウルトラニットを使用したうえでミッドカットのフォルムにもなっているので、足首まで包み込まれるようなフィット感がもたらされています。
 
振り返ってみると2017年の「インスタポンプフューリー」は、『シン・ゴジラ』『ドラえもん』『キン肉マン』とのコラボでも話題になりましたね。こういったコラボが成立してしまうあたりも「インスタポンプフューリー」が時代を超えた傑作であることを証明しているように感じます。2018年の「インスタポンプフューリー」は、どんな進化を見せて、どんなワクワク感を届けてくれるのでしょうか。期待しましょう。
 
 
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Styling:NAOYA KANAI
Text:KIYOTO KUNIRYO(NO-TECH)