冬ファッションといえばアウターに目を奪われがちだけど、実はアウターを脱いでいる時間は思いのほか長い。となれば重要なのはインナーだ。レイヤードの妙や、流行アイテムのこなし方、アウターonアウターのヘビーデューティまで「アウターを脱いだら残念なひと」にならないための19サンプル!
Photo:DAISHI SAITO/Styling:YOHEI SHIBAYAMA/Hair&Make:KEN[avgast]/Models:HIDEKI ASAHINA,RICARD
ジムに行くようなラフで気取りのないスポーツルックを「アスレジャー」というが、これはその好例。フーデッドダウンにスウェットパンツにざっくりトレンチコートをはおったストレスフリーで機能美あふれるコーデだ。
トレンチコート6万9000円/サージュデクレ(同)、インナーダウン3万円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)、レタードT1万2000円/ザ ナーディーズ(ビン)、サイドラインパンツ2万3000円/ブラックレーベル・クレストブリッジ(SANYO SHOKAI)、スニーカー1万4800円/ニューバランス(同・ジャパンお客様相談室)
Tシャツタイプのインナーダウンは、ありきたりなダウンスタイルとは明らかに差別化できるスペシャルな逸品。ここではロング丈のカットソーを挿してアウターを着ても脱いでも重層的でクールなコーデに仕上げた。
フーデッドコート4万6000円/MHL(アングローバル)、インナーダウンTシャツ4万円/キャプテン サンシャイン(クリップ クロップ)、ロンT1万5000円/ホワイトマウンテニアリング(同)、ジョグジーンズ3万5000円/ディーゼル(同・ジャパン)、スニーカー1万8000円/アディダス オリジナルス(アディダスグループ お客様窓口)
レザーの最大の弱点、防寒性を補完するのに有効なのがインナーダウン。革とナイロンの素材感がミスマッチと思いがちだが、アウトドアが本流の今季はむしろ好マッチ。ベージュと白の柔らかいトーンもレザーを旬に。
シングルライダース14万円/ショット×ソフネット(ソフ)、インナーダウン1万3800円/モンベル×ビーミング ライフストア(ビーミング ライフストア by ビームス コクーンシティ店)、パーカ1万500円/チャンピオン(ギルドプライム渋谷)、ジーンズ2万2000円/リディアル(カイタックインターナショナル)、サイドゴアブーツ5万4000円/ヒステリックグラマー(同)