腕時計は奥深い。その種類だけでなく、ベルト、フェイスのサイズ、フェイスの形など、さまざまなディテールにも多種多様に種類がある。ここではまず腕時計選びにおけるディテールの種類を3ジャンルに分けて紹介。自分に似合う1本を見つけるためにも、その違いを知ろう。
ベルトの素材を知る!!
[写真左から]ステンレスメタル、メッシュ、レザー、ナイロン、ラバー
基本は6種類。選ぶ際の基準はシーンとスタイル
シーンや着こなしに合わせて選ぶのがベルトの基本。大別すると大人っぽいメタルとメッシュ、スポーティなラバー、カジュアルなナイロン、落ち着いたレザーの6種類。それぞれの良さがあり、MJが提唱するシンプル+αな着こなしにはどれもマッチしてくれる。また最近はケース本体とベルトが別売りされているタイプもあるので、自分だけの1本を求める人に推奨したい。
フェイスの大きさのトレンド顔は”小顔”
[写真左から]
BIG ⇒⇒MEDIUM ⇒⇒SMALL
45mm 38mm 36mm
シンプルなスモールフェイスが、こなれ感を演出
最近まで隆盛を誇っていたビッグフェイス人気も落ち着き、最近のトレンドは断然、こなれ感のあるスモールフェイスに。右から_フェイス1万9000円[TID01-36WH]、レザーベルト7000円[TID-BELT/W]/ともにティッド ウォッチズ、1万6000円[IN-0002-4]/イノベーター、1万3000円[PL-0006-12]/プレイタイム(すべてティ・エヌ・ノムラ 東京ショールーム)
フェイスの主な形状3種類を知る!!
腕時計の「顔の形」の主力の3種類をここでは紹介
【ラウンド】
最もオーソドックスなのがラウンド=円形。気密性や防水性が高く、ダイバーズやミリタリーなど実用性を求めるタイプに多い。1万7000円[13436-000]/ベーリング(アイ・ネクストジーイー)
【スクエア】
四角型の中でも正方形に近いものをスクエア、縦の比率が長いものをレクタンギュラーと呼称する。ちなみに後者の方がフォーマル向けと言えよう。3万5000円[671006]/リップ(DKSHジャパン)
【トノー】
ケースのサイド中央が膨らんだ樽のようなフォルムが特徴。そのエレガントなイメージもあってか、高級腕時計にも多く見受けられる。2万4000円[F8201SBKBR]/フルボデザイン(ドウシシャ)
Photo:木嶋光雄/Styling:金井尚也/Text:TOMMY