街行くファッション巧者のみならず、本企画ではセンスに定評のあるプレスが登場! おしゃれのプロがコーデテクを披露しつつ、今季らしい冬の着こなしを教えてもらった。
スタイリングに1点取り入れるだけで、大人っぽい洒脱さを漂わせてくれるコート。元来がフォーマルなイメージを有するアイテムなので、そのままはおるだけでは少々固すぎる感が否めない。そこで提案するのがベーシックなコートに対して、旬な要素を持ったインナーを合わせることによる着くずし術。まずは4パターンをご覧頂く。
Profile
ベーシックでスタンダードなアイテムと旬の要素をMIXした独自のセレクトで支持されるセレクトショップ「ジャーナルスタンダード」のプレス担当。
「プリントものの中でもコートと親和性が高いのは、程よくカジュアルでアート性も高いフォトTです」。今旬素材のコーデュロイにキャップも合わせて、大人のストリート感を狙ってみた。
コート/ジャーナル スタンダード、Tシャツ/ラリー・クラーク×ジャーナル スタンダード、コーデュロイパンツ/ディッキーズ×ジャーナル スタンダード、キャップ/ラリー・クラーク×ヴァンズ
レイヤードの選択肢としてぜひ挑戦したいアウターONアウター。「シェルジャケットにコートを重ねると、スポーティすぎる恐れもあるので、モノトーンでまとめてモードテイストに仕上げるのがコツです」
コート/J.S.ホームステッド、シェルジャケット/アルクフェニックス、カーゴパンツ/ランドロード
「大人顔のネイビーならパーカはホワイトなど明るめの色みを持ってきて、テイストと色味の対比を意識」。コートがフォーマルな印象を与えるチェスターなら、それだけで十分なハズし効果が期待できよう。
コート/コベルト、パーカ/リベライダーズ、パンツ、ニットキャップ/ともにJ.S.ホームステッド、シューズ/ターミガン
「ブリティッシュなチェック柄コートには、アメカジの定番であるGジャンを、ジャスト&トップまで閉めてシャツ感覚でイン」。ビッグシルエットでも、ルーズになりすぎず絶妙なバランスを描き出している。
コート、Gジャン、パンツ/すべてジャーナル スタンダード トライセクト2、Tシャツ/デリシャス×マーク