しかし、今週は寒かったですね。東京には48年ぶりの最強寒波が襲来しました。1月24日に発表された3カ月予報によると、2月の気温は北日本では平年並みか低くて、東日本と西日本では平年よりも低いそうです。まだまだ寒い日が続くとなると、新たに強力な味方をワードローブに迎え入れたくもなります。でも「これから重いアウターを買っても、どうせすぐに春だし‥‥」とか「正月休みのアレコレに使ったから、今はちょっと予算的に厳しいし‥‥」という思いが頭をよぎります。そんな今こそ、人類が進化を始めた250万年前から発揮し続けてきたという「物事に対して柔軟に対処する能力」を見せつける時。「48年ぶり」ごときに惑わされてはいけません。
<コロンビア>のサンタフェパークジャケット1万8000円(コロンビア スポーツウェアジャパン☎0120-193-803)
劇的に温かく、だからこそお値段も高い。そんなアウターに頼らなくても大丈夫。レイヤリングを工夫していけばいいのです。ミッドレイヤー(中間着)を頼れるものに差し替えていきましょう。<コロンビア>の「サンタフェパークジャケット」は、中綿に東レの3DeFX®(スリーディーエフエックス)を使っています。アルミニウムをドット状にしたリフレクティブプリントが施された裏地により、身体の熱を反射しながら高い保温性を生み出すオムニヒートというテクノロジーは<コロンビア>独自のもの。
重ね着をしていくことで動きづらさを感じてしまうとイヤですが、「サンタフェパークジャケット」の場合は表地・中綿・裏地・縫製糸のすべてにストレッチ性があるので着心地は悪い方向に傾きません。縦方向・横方向ともに伸縮性のある4WAYコンフォートストレッチを実現しています。
2月の寒い日には中間着として機能してもらい、3月に入って少し温かくなったらアウターとして活躍してもらいましょう。臨機応変に役割をこなすユーティリティプレーヤーです。しかも、オフィシャルホームページ(http://www.columbiasports.co.jp/items/PM5358/)では、今の時期だからこそのありがたいセール中。「災い転じて福となす」とは、まさにこのこと。柔軟に、臨機応変に寒さを乗り切っていきたいものです。
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA
Styling:YUTA FUKAZAWA
Text:KIYOTO KUNIRYO(NO-TECH)