2018.03.09 Fri UPDATE FASHION

30代に人気のコーデ1位〜5位は、コスパでできるか? 3月号編

デザイン力が高まって、コスパなアイテムもおしゃれ戦闘力が十分整ってきている昨今。
ならば、読者のみなさまが本誌の中から選んだ人気コーデは、果たしてコスパなブランドから選んでも成立するのか? 今月も確かめてみました!!

第5位のコスパ版 全身で合計1万1970円


ブルゾン2990円、カットソー1990円/ともにユニクロ(同)、モックネックカットソー1490円/GU(同・一部店舗のみ販売)、ジーンズ5500円/レイジブルー(アダストリア)

ワイドシルエットのボトムスへの注目度が高まっている今日この頃、本誌コーデのように、まずはデニムで取り入れてみると自分的な着こなしにもスッと取り入れられると思います。ワンタックのワイドテーパードでアンクル丈、共地のベルト仕様のデニムパンツはコスパでも発見できました!!  ボタン、ベルトバックルといったディテールの素材感はそれなりと感じましたが、シルエット的には満足いく仕上がりです。ブルゾンは裏地がなしなので、多少透けてしまう感は否めませんが、フードにドローコード付き、メインジップは引き手付き、メッシュの内ポケットもあり、使えるアイテムとしての仕様はきっちりと備っています。カットソーもモックネック仕様です。素材とディテールはコスパでの限界はありますが、雰囲気的には本誌コーデにかなり近づいています。

本誌コーデ5位はコチラ

 

 

第4位のコスパ版 全身で合計1万3480円


MA-1ジャケット4990円/ウィゴー(同)、パーカ2990円/ユニクロ(同)、スラックス5500円/レイジブルー(アダストリア)

本誌コーデはキルティングのベストが効いた暖色系のグラデーションカラーコーデです。さすがにコスパ版ではキーアイテムとなるキルティングのベストが見つけられず、カラー重視でMA-1で対応してみました。このMA-1は裏地はエマージェンシーカラーではなくブラックです。スウェットパーカは肉厚でしっかりとした風合いが出ていて、かなり優秀です。ワークパンツがコスパでは見つからなかったので、テーパードスラックスで対応。素材はポリエステル、レーヨン、ポリウレタンの混紡です。コーデ全体のムードとしては、アイテムや素材は異なれど、キレイなグラデーションは完成しています。

本誌コーデ4位はコチラ

 

 

第3位のコスパ版 全身で合計1万1239円


ライダースジャケット4999円/スピンズ(同)、バンドカラーシャツ3750円/レイジブルー(アダストリア)、ジーンズ2490円/GU(同)

本誌コーデは、裾をカットオフしてフリンジにしたジーンズをメインに組んだコーデです。ジーンズのアイスブルーでライダースジャケットが持つ武骨さをうまく中和してくれている点がポイントとなっています。最近注目度が高まりつつあるカットオフでアイスブルーのジーンズは、コスパでは残念ながら見つけられませんでした。そこでブラックの色落ちで、ヒゲやあたりもしっかりと出ている加工技術の高いジーンズで対応しています。ストレッチ素材で、ボタン、リベットともに刻印が入っていて良い出来栄えです。素材はかなりライトオンスなので、そこはお好み次第です。

本誌コーデ3位はコチラ

 

 

第2位のコスパ版 全身で合計1万3480円


©Experimental Jetset Project: 2018 by The Museum of Modern Art
コート4990円/GU(同)、パーカ1990円、Tシャツ1500円/ともにユニクロ(同)、ジーンズ5000円/レイジブルー(アダストリア)

本誌コーデは、コットン×リネンのデニム地を用いたスラックス型のイージーパンツを活かしたスタイリング例です。コスパ版では、残念ながらこのタイプのパンツは見つけられませんでしたが、シンプルな5ポケットの濃紺ジーンズで対応してみました。このジーンズはテーパードシルエットでデニムの質感も信頼できる優秀アイテムです。コートはゆるっとしたオーバーサイズでシルエット的には及第点です。もう少し張りのある生地であれば合格点でした。若干パーカの生地の薄さも気にはなります。ただし、そこを除いて、全体の雰囲気を見れば、今回の中では最も本誌コーデに近いムードは出ています。

本誌コーデ2位はコチラ

 

 

第1位のコスパ版 全身で合計1万8887円


ブルゾン9000円/レイジブルー(アダストリア)、ハーフジップスウェット2999円、サングラス1998円、サコッシュ1900円/すべてスピンズ(同)、パンツ2990円/ユニクロ(同)

ヘヴィ・デューティなアウトドアアイテムを街着として取り入れるなら、オールブラックでまとめるのが一番の近道です。本誌コーデはゴアテックスを使用したハイスペックシェルアウターのコーデです。さすがにコスパ版ではゴアテックスは無理です。こちらのシェルアウターは綿75%、ナイロン25%でピーチスキンのような手触りの生地仕様です。止水テープや止水ジップもなしではありますが、フードと裾にドローコード付きで、メインジップは引き手付きという機能になっています。ジップインナーは綿100%でほど良い肉厚、フリースに近い感触で着心地良し。パンツは、スラックスタイプのイージーパンツで、DRY-EX ウルトラストレッチです。アンクル丈なので、これからの季節に重宝します。サコッシュはメッシュ素材です。素材的な違いを除き、雰囲気的には本誌コーデに近づけたのではないでしょうか。

本誌コーデ1位はコチラ

掲載商品のお問い合わせ先

アダストリア ☎0120-601-162

ウィゴー ☎03-5784-5505

GU ☎0120-856-452

スピンズ ☎0120-011-984

ユニクロ ☎0120-170-296
 
 
 
Photo:TAKEHIRO HAYAKAWA/Styling:NAOYA KANAI

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