高級時計を選ぶのは、とどのつまり自分のこだわりを見つめ直す良い機会だと思う。何を基準にするのか、譲れない条件は何か、そしてどんな自分になりたいのか。まだ白紙だという人は、今回紹介する視点から紐解いてみてはどうだろう。
男らしさを主張する、誰もが憧れる腕時計がクロノグラフ【ゼニス】
男なら誰もが欲しいブライトリング、タグ・ホイヤーの世界で選ばれる名機
【譲れない条件】クロノグラフで男らしさを主張する
ただ時を刻むだけじゃない。積算計を搭載するクロノグラフは、実に複雑な機構を持つ。そんなクロノグラフを展開することは、ブランドにとって技術力を誇示すること。つまり、機械式腕時計において、クロノグラフは花形といえる。その複雑な機構がもたらすメカニカルなフェイス、武骨に飛び出したプッシュボタン、厚みのあるベゼル、ずっしりとした重量感は、まさしく男の手元に相応しい。中にはシースルーの文字盤やバックケースから、その機構をダイレクトに望むこともできる。そこから見える繊細で緻密なムーブメントは、タフな顔つきとは裏腹にラグジュアリーな印象さえ抱く。クロノグラフは、とことん男心を刺激する存在だ。
細部に至るまで、芸術的なデザインが
シンプルな中にも、ギョーシェダイヤルやアプライドインデックス、球状のサファイアクリスタルと、細部の隅々まで上質な作り込みが見られる。18万円[73377214051D]<写真右>
ユーロパッション/03-5295-0411
http://www.europassion.co.jp/
高度な技術を集約し結実
COSC認定クロノメーター、約80時間ロングパワーリザーブ、シリコン製ひげゼンマイと、高度な技術が満載。10万1000円[T108.408.26.037.00]<写真左>
ティソ/スウォッチ グループ ジャパン/03-6254-7361
http://www.swatchgroup.jp/tissot/
Photo:AKIHIRO SAKAI 〔SEPT〕 / Styling:KOUICHI MATSUHIRA / Text:MASAFUMI YASUOKA