2018.05.24 Thu UPDATE CULTURE

E-girls 佐藤晴美 藤井夏恋が語る、新生E-girlsのこと

 

セクシーで艶があり、強く、美しい大人の女性のグループへ――。

カラフル&ポップな楽曲で歌い踊り、幅広い人気を集めてきたE-girlsは、大人の女性の世界観も表現するグループへと進化を遂げている。その中核を担う佐藤晴美(リーダー、パフォーマー)、藤井夏恋(ボーカル&パフォーマー)2人がグループの今を語る。ウェブ限定インタビューの第二回の今回は、昨年からスタートした11人の新体制について聞いた。

――佐藤さんは新生E-girlsのリーダーに就任されましたよね。これまでAyaさんが務めてきた立場を受け継ぐにあたって、どんなことを意識しましたか?

佐藤晴美 リーダーになるのが決まったのも、かなり急なことでしたし、最初はどうやってメンバーをまとめていけばいいのか、分からないことだらけでした。Ayaさんの場合はグループの中でも長いキャリアを持っていて、リーダーに相応しい方でしたけど、私の場合は他のメンバーとも世代も近くて、活動のキャリアが私よりも長い人もいました。

 

――最初は悩んだこともあったわけですね。

佐藤晴美 そうですね。だからこそ、「Ayaさんの真似をするのではなく、自分流でやらないとダメだ」と考えるようになりました。無理にみんなをまとめようとせず、頼れることは頼りながら、自分にできることを一つ一つやっていく。それが、今の私にできることなのかなと思いました。変にリーダーだからと力まずに、自分なりのやり方でみんなをまとめていけたらいいなと思っています。

――人数が11人になったことで、よりグループの一人ひとりのカラーも際立つようになったのではないでしょうか。

佐藤晴美 11人それぞれに色がありますし、パフォーマンスでも得意なジャンルが違います。今回の『E.G. 11』のツアーも、一人ひとりのダンスのキャラクターの違いを、全体を通して感じていただける構成にする予定です。私の場合は、しっとりした雰囲気のダンスや、感情を乗せたパフォーマンスが好きなので、特にバラードの曲でみんなを引っ張っていけたらと思っています。

 

――藤井さんは、今のボーカル3人体制の強みはどこにあると思いますか?

藤井夏恋 人数が3人になったことで、一人ひとりの声の印象がより前に出てきていると感じます。E-girlsはパフォーマンスに力を入れているグループですが、よりボーカルを聞いていただける曲も増えましたし、3人ならではのハーモニーを楽しめるパートも増えたと思います。E-girlsの楽曲を、より“歌”としても楽しんでいただけるようになったのかな、と思いますね。

――ボーカル一人ひとりの個性も大事にしているんですね。

藤井夏恋 そうですね。私たち3人は3人で、自分たちの方法で歌を届けようと思っています。移動中にイヤホンで聞いても楽しめる楽曲が多くあると思いますし、いい意味で大人っぽく進化したE-girlsの歌を多くの人に楽しんでいただきたいです。一人ひとりのボーカルの色をしっかり見せられたらと思います。

 

■作品情報

『E.G. 11』

5月23日発売/rhythm zone

2CD+2DVD+100P Photo Book:¥6,000( 本体価格 )+税 ※初回生産限定盤

2CD:¥3,800( 本体価格 )+税ほか

 

■E-girls

EXILEのD.N.Aを受け継ぐ、本格的なダンスパフォーマンスを展開するガールズ・エンタテインメント・プロジェクトとして、2011年デビュー。2017年6月より、新たに11人のグループへと形を変え新生E-girlsとして新たなスタートを切る。現メンバーはSAYAKA、楓、藤井夏恋、YURINO、須田アンナ、鷲尾伶菜、坂東希、佐藤晴美、石井杏奈、山口乃々華、武部柚那。佐藤晴美はリーダーでパフォーマー、藤井夏恋はサブリーダーでボーカル&パフォーマーを務める。

 

スタイリスト/佐山みき(LOVABLE)、ヘアメイク/福田翠(Luana)、加藤恭子(Luana)、小野寺里紗(Luana)、写真/樗木 新、取材・文/古澤誠一郎

<衣装>
[藤井夏恋]ピアス800円/バブルス 原宿 その他スタイリスト私物[佐藤晴美]中に着たシアートップス¥1,290/フォーエバー 21㉄フォーエバー 21 オンラインショップカスタマーサービス リング¥8,000/Jouete サンダル¥15,800/イエロ その他スタイリスト私物

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