トピック01 人気を集めているのは巾着型サコッシュ
カジュアルさと上品さを兼備したレザー仕様の巾着ミニバッグが旬
数年前より人気を集める巾着バッグ。特にレディスでは〈フルラ〉に代表される高級バッグブランドからもこぞってリリースされた。その流れは、もちろんサコッシュなどのミニバッグにも。巾着タイプの最大の魅力は、キュッと絞るだけの容易さとカジュアルさであるが、素材にレザーを使用したモデルであれば、そこに高級感や上品さも併せ持つことができるので大人にピッタリ。
日本の職人が誇る技術を駆使した革バッグを提案する〈スロウ〉。上品な印象のネイビーカラーも新鮮。[W15×H20㎝]2万2000円/スロウ(同・プレスルーム)
リアルレザー仕様の巾着型。ハリがありながらも、柔らかくて軽量に仕上げられている。[W18.5×H22.5×D4㎝]6800円/ノーティアム(同・プレスルーム)
トピック02 ミニバッグより小さいミニミニバッグ
コイン& パスケースなどをミニミニバッグとして使い回し
ウエストポーチやサコッシュの小型化がトレンドの今だからこそ、あえてコインケースやパスケースをミニミニバッグとして活用するのも今季的だ。ドローコードやショルダーベルトといったストラップ付きのモデルであれば、サコッシュのように持つことだってできる。加えてバッグ本体がかなり小ぶりなので、アクセサリー感覚でコーディネイトに合わせるもの面白い。
再帰反射材にマイクロプリズムを使用したコインケース。ドットボタンのふたつにマグネットが内蔵する。[W8.5×H7.5㎝]4200円/オー(オーバーリバー)
カウレザー仕立てのパスケース。バネ口金により、カードなどの出し入れも簡単。[W7.8×H11.3×D0.3 ㎝]7500円/ ポートヴェル(スタジオ ファブワーク)
トピック03 ブランド<zattu(ザッツ)>に注目せよ
あえて革を使用せずに魅せる上質感と軽さは唯一無二
2016-17年の秋冬にデビューした〈ザッツ〉は、ユニセックスなバッグブランド〈イザリシー〉から派生した注目ブランド。革以外の素材を指す「雑材」をメインにして、気軽さと実用性、ファッション性を備え持った大人のカジュアルスタンダードを追及。雑材の名の通り、ラフ(雑)に扱えて、ケアも簡単なのが特徴だ。本体の重量も気分も軽いバッグを提案している。
水に強くて丈夫で、色移りがしにくい上質なマイクロファイバースウェードを使用。ボディバッグ[W22×H15×D9㎝]各1万8000円、ポシェット[W12×H16.5×D7㎝]各1万円(ともにガスヴァーナ)
トピック04 変わり種素材がアツい
高度の技術から生み出される新素材で異彩を放つのも一興
ミニバッグでも他の人と差をつけたい人は、デザインやカラーリングではなく、素材で違いを出すのが新鮮だ。技術革新により、さまざまな新素材が生まれているだけでなく、定番のレザーやコットン、ナイロンなども、加工によってこれまでのイメージにはないルックスとタッチに仕上げられている。そんな変わり種素材を使用したミニバッグも今季は多数ラインナップする。
米国シアトルワシントン州発のバッグ銘柄から、「フリース」仕様のボディバッグ。[W18.5×H12×D5㎝]3900円/パインフォート(スタンレーインターナショナル)
防弾ベストにも使用される軽量で強靭な素材「キューベンファイバー」を使用したサコッシュ。[W23.5×H20.5㎝]8800円/アウトレザー(ジャーニー)