海外発の人気ブランドを押さえたら、次は国内ブランドにも目を向 けたい。ジャパンメイドの矜持が生み出す高いクオリティと日本人 になじむデザイン&機能性は、一度知ればハマること必至だ。
レディスのバッグブランドとして知られる〈サマンサタバサ〉のメンズブランドとして、レザーを中心に日本の優れた技術を活かした、新たなモノづくりを追求。人に語ってしまいたくなるようなディテールを備えたプロダクトが男心をくすぐる。
[写真上]高級感と堅牢さ、なめらかな質感を兼ね備えたブライドルレザーを使ったふたつ折りタイプ。2万2000円[W9.5×H11.5㎝]。[写真右]バングラキップヌメ革にタイガーカモフラ柄をプリント。シボの型押しで表情豊かに。2万5000円[W9.5×H10.5㎝]。[写真左]シンプルな意匠のネイビーボディに白ステッチが映える。2万5000円[W19×H9㎝] (すべてサマンサキングズ 渋谷マルイ店)
原皮から鞣しまでを国内で行なう日本製レザーを使用するなど、メイド イン ジャパンという生産背景のもと、ヒトの暮らしを豊かにするモノ造りを目指すブランド。メインテーマに“バランス感覚”を掲げ、そのアイテムのどれもが日常へと溶け込みやすいデザインに。
[写真右]市松模様の表面凸部分に漆を塗り重ねて、独特の表情に仕上げたレザーをオリジナルで開発。極薄ながらも収納力は十分。1万3500円[W9×H10㎝]。[写真左]英国トーマスウェア&サンズ社が誇る世界最高峰のブライドルレザーを使用したキーケース。小銭用のファスナーポケットとキー用フック、カードポケットを装備。1万8000円[W11×H8㎝](ともにHEMT PR)
遊牧民を意味するノマド。その自由な旅の友となる存在を目指してスタート。日本の職人技に対する尊敬の念が込められたアイテムは、どれも長期間の使用に耐えるタフな作りと、経年変化で味わいが増していくことをコンセプトに制作されている。
[写真右]ウィケット&クレイグ社のオイルドラティーゴレザーをボディへと使用し、重厚にしてタフ。シンプルなホック式のフラップで開閉もスムーズだ。2万4500円[W19×H9.5㎝]。[写真左]ベジタブルタンニン鞣しの牛革に、職人が手作業でバンダナ柄を型押し。テクスチャー感が味わえるふたつ折りのラウンドジップウォレット。1万9000円[W12.5×H9.3㎝](ともにヤマニ)
“軽くて丈夫、そして使いやすい”という機能美を形にしたファクトリーブランド。そのプロダクトはどれも無駄なく機能的でプレーン。しなやかで上質なレザーはもとより、細部まで作り込まれたオリジナルの金具まで、こだわりぬいて上質な雰囲気を作り上げている。
[写真上]スマホが収納できるマルチケース。カードポケットの他には小銭が入るジップポケットも。1万円[W9×H16.5㎝]。[写真右]ブランド史上初のスネーク風レザーは、卓越した加工技術の賜物。お札が100枚も入る。2万6000円[W19.5×H10㎝]。[写真左]カード室が脱着式となっているため、シーンに合わせて単体使用が可能。2万7000円[W20.5×H10㎝](すべてプルーム)