2019.01.29 Tue UPDATE CULTURE

【THE RAMPAGE from EXILE TRIBEインタビュー】「パワーアップしたエンターテインメントを届けたい」シングル『THROW YA FIST』と初のアリーナツアー

THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
2019年スタートを切る
7thシングル「THROW YA FIST」リリース
2月より初の全国アリーナ・ツアーも
キックオフで勢いが止まらない

全国ホール・ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”』全58公演を完走、初のフルアルバム『THE RAMPAGE』もリリースし、まさに充実した1年を過ごした2018年の『THE RAMPAGE』。その勢いは2019年に入っても止まらず、1月30日の7thシングル「THROW YA FIST」リリースを合図に、2月より初の全国アリーナツアーに突入!! そんな目が離せない<THE RAMPAGE from EXILE TRIBE>メンバー、LIKIYA(LEADER/PERFORMER)、陣(LEADER/PERFORMER)、RIKU(VOCAL)、川村壱馬(VOCAL)、吉野北人(VOCAL)の5人に7thシングル「THROW YA FIST」とアリーナツアーについて語ってもらった!!

 

―全国ホール・ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2017-2018 “GO ON THE RAMPAGE”』全58公演を完走、その勢いのまま1stアルバム『THE RAMPAGE』をリリースしました。2枚組という充実の1stアルバムに対して、現在はどのような感想を持っていますか?

LIKIYA 「今までTHE RAMPAGEを知らなかった方にも手に取っていただけた1stアルバムだったと思います。リリース後のライヴには、来ていただけるお客さんの年齢層が広がったという実感があります」


LIKIYA(LEADER/PERFORMER)

 

―1stアルバムというひとつの区切りを経て新たな感情を抱くなど、改めて実感することはありましたか?

川村壱馬 「自分たちの明確な名刺となったアルバムではありましたが、リリース直後から先のことばかり考えていました。まだまだTHE RAMPAGEは走り出したばかりなので、目の前のことに一喜一憂するよりも、その先へのマインドが強かったからだと思います」


川村壱馬(VOCAL)

 

―そんなマインドを経て、7thシングル「THROW YA FIST」が完成しました。どのような青写真を描いて制作に取りかかったのでしょうか?

陣 「1stアルバムをリリースして自分たちの露出が増えて、新たに僕たちの存在を知ってくださった方が増えたタイミングだったので、改めてTHE RAMPAGEらしさを伝えるシングルにしたいという想いがありました。リード曲には僕たちのそんな気持ちが込められていますし、今年2月からスタートするアリーナ・ツアーのキックオフ・シングルとしてのパワーや力強さも伝わる1枚だと思います」


陣(LEADER/PERFORMER)

 

―リード曲「THROW YA FIST」は、どのような想いで制作していったのでしょうか?

RIKU 「タイトル通り、拳を掲げろという曲です。自分たちが拳を掲げることで、周囲を巻き込んでいける力も表現したいと思ってレコーディングに臨みました。今までの勢いのある楽曲とはまた違うタイプで、チーム感の強さも表現できました。僕たちの新しい武器になる曲だと思います」


RIKU(VOCAL)

 

―歌詞の世界観について、実際に歌唱を担当するボーカル目線で楽曲のポイントとなる歌詞があれば挙げてください。

川村壱馬 「イントロから鳴り響く〈THROW YA FIST IN THE AIR(拳を掲げろ)〉の声は16人でスタジオに入って録りました。ボーカル3人だけではなく、メンバー16人全員の想いがこの1行に詰め込まれています」

RIKU 「〈何度もKeep on rising 止まらない未来〉という歌詞から始まるバースに、この曲の意味が凝縮されていると思います。みなさんに自分たちの気合いをお伝えするとともに、みなさんと一緒に盛り上がっていける部分だと思います」

吉野北人 「全体的にTHE RAMPAGEの尖った部分が表現できている歌詞だと思います。特にサビはわかりやすいと思います。〈高く高くIn the air 拳を上げてHold up Stand up〉の部分はライヴでも盛り上がるんじゃないかなと思います。あと、最後に〈突き進んでいくMy way〉という歌詞があるんですけど、そこにTHE RAMPAGEらしさと僕たちの意思が表現されています」


吉野北人(VOCAL)

 

陣 「実は壱馬がレコーディングしている時に見学させてもらったんですけど、〈Let it go, Let it go 拳上げて〉のところを何度も録り直していたんです。いつもは完成した音源だけを聴いていたので、今作で試行錯誤しながら制作している過程が見られたことで、今まで以上にボーカルの想いが汲み取れるようになりました。その後に16人での〈THROW YA FIST IN THE AIR(拳を掲げろ)〉のレコーディングがあったので、本当に気持ちを乗せて挑めました」

 

―パフォーマンスに関しては、どのように決めていったのでしょうか?

LIKIYA 「アリーナのステージでこの曲を踊っていることをイメージして制作しました。拳を上げろというわかりやすいテーマがあったので、サビはファンの方々を巻き込んで楽しめる振りにしたつもりです。もちろん自分たちがやり抜いてきたダンス・スタイルも取り入れて、今回はただ激しいだけのダンスではなく、冷静沈着な感じも取り入れた抑揚のある振りを考えました」

 

―MVは、どのような見どころのある作品に仕上がりましたか?

陣 「今までのMVと比べると、シンプルな見せ方が多かった気がします。シンプルにできたということは、メンバーひとりひとりが魅せる力に磨きがかかってきたということにつながると思うんです。さらに、今回はTHE RAMPAGEという軍団感を連想させる、本当にかっこいい仕上がりのMVになりました」

川村壱馬 「始めから終わりまで屋外ロケというシチュエーションは今回が初めてなんです。昼と夜のシーンがあって、それぞれに見どころがありますし、セットにもこだわってTHE RAMPAGEの泥臭さも表現できたMVになったと思います」


川村壱馬(VOCAL)

 

―カップリング「DOWN BY LAW」は、TVアニメ『FAIRY TAIL』ファイナルシリーズ第2クールオープニングテーマ(1月13日(日)から楽曲OA開始)ですが、どのように制作を進めていったのでしょうか?

陣 「初のアニメ・タイアップ曲なので、壮大なイメージがありつつもTHE RAMPAGEの進む道ともリンクさせる曲にしたかったんです。さらに、今の僕たちがアリーナ・ツアーで表現したい等身大の姿を、この曲でお見せできるんじゃないかなと思っています」

LIKIYA 「まずトラックを聴いた時に、楽しくクルーで踊っている姿を感じましたね」

 

―歌詞の世界観にもついて教えてください。

RIKU 「アニメ『FAIRY TAIL』で描かれている、同じ志で集まったギルドたちが家族のような愛情を持ってお互いに高め合ってどんな苦労にも立ち向かっていく姿が、THE RAMPAGEともリンクすると個人的にも思っています。だからこそ、オープニングテーマにふさわしい力強い内容の歌詞を歌うことができたんだと思います」

吉野北人 「広々とした世界観と、歌詞から感じる意思の強さはTHE RAMPAGEらしさでもありますが、今までにない新鮮さも含んでいます。アニメ好きの方に刺さって欲しいです」


吉野北人(VOCAL)

 

―3曲目の「Starlight」は本田翼さん、岡山天音さんダブル主演のドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』の主題歌ですが、どのように制作を進めていったのでしょうか?

RIKU 「ドラマとタイアップさせていただくのは、THE RAMPAGEとしては初めての試みです。悲しいリリックでありトラック、そしてメロディラインなので、その世界観をとことん表現しようとレコーディングに臨みました。レコーディングの最中に新しい引き出しを発見できた曲でもあるので、THE RAMPAGEの新たな一面に気づいてもらうきっかけになればと思っています」


RIKU(VOCAL)

 

―シンガーJAY’EDさんが手がけた歌詞の世界観について教えてください。

川村壱馬 「僕は2018年から役者としての活動を始めさせていただいているんですけど、歌詞がすてきすぎて脚本のように感じました。レコーディングの時も、この曲の主人公を演じるような感覚でブースに入りました。役としてこの曲に入り込めたので、主人公のストーリーを自分の人生として生きた気がするんです。そういう意味でも思い入れの強い1曲になりました」

吉野北人 「自分が作詞したかのように、この情景は自分自身のことだよな? と思ってしまうほど、入り込んでしまう歌詞なんです。都会の街明かりではなく、自然が作り出した星空の明かりの方が切なく感じますよね。この「Starlight」を聴いて昔の恋人との時間を思い出す方も多いと思ったので、気持ちを乗せて歌わせていただきました。たくさんの方に共感していていただける王道バラードになったと思います」

 

―ボーナス・トラックには「HARD HIT」の英語バージョンを収録。この英語バージョン収録というアプローチは恒例になっていますが、今回の制作で発見できたことはありましたか?

川村壱馬 「日本語と英語では発音が大きく変わるので、レコーディングした時に英語バージョンになるとこんなにも世界観が変わるんだと改めて気づかされました」

RIKU 「完全に洋楽になったという感想です。言葉数を詰め込んだ歌詞を歌うことで勉強になりましたし、海外を視野に入れながら活動しているグループにとってかなり重要な楽曲になったと思います」

吉野北人 「日本語の原曲もかっこいいんですけど、英語バージョンはまた違う魅力が備わったと思います。英語詞も歌いやすかったですし、グルーヴが出やすかった気がします」

 

―また、豪華盤には『DANCE EARTH FESTIVAL 2018』と『イナズマロックフェス2018』に出演したライヴ映像を収録していますね。ライヴを振り返りつつ、見どころを教えてください。

陣 「ありがたいことにTHE RAMPAGEは夏のイベントに出演させていただく機会が多く、中でも2018年夏を盛り上げたふたつのフェスのライヴ映像を収録できるのは嬉しいです。ツアー真っ最中に出演したイベントだったので、THE RAMPAGEの勢いが表現できたと思っています。16人の強みや迫力というものを、このシングルを手に取っていただけたみなさんにもお伝えできることに、これ以上ない喜びを感じています」


陣(LEADER/PERFORMER)

 

―そして、2月からは今作と同名のタイトルを冠した全国アリーナ・ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』がスタートします。全国26公演が決定していますが、意気込みを教えてください。

LIKIYA 「全国ホール・ツアーと1stアルバム、さらにキックオフ・シングルを経てからのアリーナ・ツアーということで、この上なくいい流れだと思っています。ここからさらに前進していかなければならないですし、表現の幅も広げていかなければならないと思っています。このツアーにひとりひとりが集中して取り組んでクリエイティヴなエンターテインメントを創ることで、EXILE TRIBEとしてもJr.EXILE世代としても新しい道を切り拓いていきたいと思います」


LIKIYA(LEADER/PERFORMER)

 

―では最後に、THE RAMPAGEにとって2019年をどのような1年にしたいかも聞かせてください。

LIKIYA 「2019年はメンバー個々の活動が出てきたり、いろんな展開が待っています。まずは2月からスタートするアリーナ・ツアーに向けて自分たちの表現力をパワー・アップさせて、EXILE TRIBEをしっかり盛り上げられるグループとして進化の年にしたいです。どんどん進化を遂げて、LDHに貢献できるグループに成長していきたいです」

RIKU 「THE RAMPAGEとしてはもちろん、Jr.EXILE世代やEXILE TRIBEの一員として、メンバーひとりひとりが挑戦していく1年になると思います。チャンスに恵まれた環境にいるからこそ、今まで自分たちが思っていた感情を奮い立たせて、初心を忘れず全力で挑んでいこうと思っています。メンバー個々の表現の幅やグループの幅が広がる1年にしたいと思っています」

吉野北人 「ホール・ツアーにはたくさんの方々に来ていただきましたが、全国47都道府県をツアーで廻ることはなかなか経験できないことであり、この経験が僕たちにとってとても大きかったと思います。次のアリーナ・ツアーを観に来てくださるみなさんに、さらに大きくなったTHE RAMPAGEの姿をお見せできるようにしっかりと準備して、パワー・アップしたエンターテインメントをお届したいと思っています。がんばります!」

 

「THROW YA FIST」
rhythm zone/2019年1月30日(水)発売

[CD+DVD(豪華盤)]RZCD-86746/B \3,200+税

[CD+DVD]RZCD-86747/B \1,800+税

[CD]RZCD-86748 \1,111+税

 

THE PAMPEGE from EXILE
3つのオーディションを通じて選ばれた若き才能が集う、16人組ダンス&ボーカルグループ。2017年にデビューを果たす。ヒップホップテイストな力強いパフォーマンスを得意としている。2019年2月より初の全国アリーナ・ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019 “THROW YA FIST”』がスタート!

THE PAMPEGE from EXILEのオフィシャルサイトはこちらhttp://the-rampage.jp/

 

取材・文/馬渕信彦

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