基本① [ハイゲージ][ローゲージ]生地密度によって違いがあるのです
ハイゲージとは
細めの毛糸で、高密度にキッチリ編み込まれたニットのこと。薄手に仕上がり、スッキリとした印象でどんな着こなしにも馴染みやすい。
ローゲージとは
太めの毛糸で、ざっくりと編んでいる。肉厚でボリューミィ、生地の凹凸や模様がくっきり出るので、温かみを感じられる。冬が深まるシーズンに特におすすめ。
で、結論
大橋成亘さん「シャツを切ることが多く、キレイめニットを探してます」
ハイゲージなら、編み目は細かく、キレイめに!
Vネックのハイゲージニットにシャツを合わせれば、リラックス感漂うパンツを合わせても、全体として「キレイめ」に。
萩原レオリさん「〈イロコイ〉〈ブフト〉カジュアルなブランドが好き」
ローゲージなら、編み目が粗く、カジュアルに!
ヌケ感のある白のローゲージニット、ライトブルーのジーンズと、色を軽やかにまとめると洗練された印象に。
基本② [素材]によっても印象が変わります!!
ウール100%
一般的に羊毛全般をウールと呼ぶ。保温性、保湿性ともに高く、手頃なプライスなのが特徴。
カシミヤ
カシミヤ山羊から取れる高級獣毛を示す。軽量かつ柔かく、上品な光沢を放ち、保温性が優れている。ただしプライスは多少高め。
コットンニット
綿素材で、ほかの動物性繊維のニットと比べて手入れが簡単。着心地はサラッと軽い。
モヘア
本来はアンゴラ山羊の毛織物のことを指すが、毛足が長くシャギーがかったニットのことを呼称することもある。
で、結論
バランスの取れたウール100%をベースとすると、カシミヤは軽量で柔らかく光沢が強く上位に。コットンはウール100%よりサラッとした着心地に。モヘアはコーディネイトの雰囲気づけにもってこい。
基本③ 旬な編み方をご紹介!
ケーブル編み
縄(ケーブル)のように見える編み方で、一般的にはアラン模様を指す場合も。立体的で厚みが出るので保温性が高い。
リブ編み
横方向への伸縮性が高い。袖口、裾、身体にフィットする細身シルエットのニットに用いられることが多い。
ワッフル編み
凹凸のある表面と伸縮性の高さが特徴で保温性が高い。サーマルカットソーにもよく用いられている。
ハニカム編み
蜂の巣状の凹凸が表面に現れる柄が特徴。肌触りも柔らかく着心地が抜群。フワっとエアリーな厚みも出る。
で、結論
ケーブル編みはアメカジっぽい着こなしに。リブ編みはフィット感を楽しんで、タイトなシルエット作りに。ワッフル編みは保温性を重視したいときに。ハニカム編みは着心地の良さが最高!!
明日は第2回!! 乞うご期待!!