「ひとくちにジーンズといっても、素材や加工、シルエット、ディテールのバリエーションが豊富すぎて、いったいどれをはいたらいいのか悩む」という読者の声に応えて、ここでは正しい選び方を指南。5つのステップをたどっていけば、すべての問題が解決する!今回はステップ3をお送りしたい。
03
「タイトめにはく」か「少しゆったりはく」かを決める
タイト⇔ゆったりの幅にはおおまかに5段階あって、「スキニー」→「フレア」→「スリムストレート」→「レギュラーストレート」→「テーパード」の順にタイトからゆったりとはけるシルエットになる。以下それぞれのタイプを紹介していこう。
|スキニー|(タイト)
鋭利な脚線が劇的にクール
スキニージーンズの着こなし
Gジャン×ジーンズのデニム・オン・デニムスタイルは野暮ったく見えがちだが、ボトムをスキニーデニムにしておけば問題は解消する。
|フレア|(ややタイト)
男っぷりをアゲたい人向き
フレアジーンズの着こなし
アンブレラヨークが配されてウエスタン調のムードに沸いているダウンは、フレアラインのブーツカットジーンズと相思相愛の間柄。足元にはゴツめのブーツを合わせておくのがお約束。男らしいスタイリングの出来上がりだ。
|スリムストレート |(ほど良い中間の太さ)
キレイめな装いの立役者!
スリムストレートジーンズの着こなし
テーラードジャケットに代表される上品系のアイテムには、細身のストレートジーンズを合わせておけば間違いない。その効果を最高潮に引き出したいなら、濃紺をまとったモデルで勝負しよう。
|レギュラーストレート |(ややゆったり)
安定感のある働きを見せる
レギュラーストレートジーンズの着こなし
クセのないストレートシルエットは、あらゆるスタイルに適応してくれるユーティリティっぷりが魅力。もちろん、ミリタリーアウターとのマッチングバランスも申し分なし。加工が入ったタイプを選んでおけば、なおさら好相性だ。
|テーパードジーンズ |(ゆったり)
トレンドのシルエットを狙うなら
テーパードジーンズの着こなし
強めのテーパードがかかっているジーンズは、昨今のトレンド。スタジャンのような定番アウターを軸にしたスタイリングに、今どきな空気感を運び込んでくれるところが利点。
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細身の人はタイトに攻めた方がいいし、ちょっと太め、がっちり体型の人は無理をせずにゆったりはけるジーンズを選ぼう。次回は「ロールアップ幅について」か「ヴィンテージの魅力」をお送りする。