30代にもなって「何となく」でおしゃれをしているようでは、こなれた大人への道はほど遠い。若い時とはひと味違った“たしなみ”が必要だ。まず押さえておきたい16ヵ条を、5日連続で紹介する!
【第1条】オックスフォードシャツは色違いで2枚揃える。
ビジネスシーンから休日まで柔軟な活躍が見込めるオックスフォードシャツは、大人にとって強い味方。それだけに、手持ちが1枚だけではやや心許ない。色違いで最低2枚持っておくのが賢い選択だ。カラーは汎用性の高いホワイトとサックスがオススメ。
表側から縫い目の見えないヨークや両脇の本巻き縫いなど、職人の技術が息づくBDシャツ。1枚でもキマる、こんな上等モデルが狙い目だ。各2万4000円/インディビジュアライズドシャツ(メイデン・カンパニー)
【第2条】キレイなプリーツパンツをワードローブに。
ジーンズやカーゴパンツといったワーク系ボトムスが気楽にはけるのは事実。が、それらしか着こなせないのは問題アリ。レストランやパーティといった上質なシーンにも対応できるよう、プリーツパンツなどキレイめな一本もクローゼットに入れておこう。
<右>レーヨン混で質感は柔らか。2万4000円/スロウガン(ホワイト*スロウガン)、<左>尾州で織り上げた上質な生地。1万9000円/アバハウス(同・ラストワード原宿店)
【第3条】本格シェルパーカを持っておく。
今やフィールドユースだけでなく、日常着としても市民権を得たシェルパーカは、一年を通して着用頻度が高い。袖を通す機会が多いアウターだからこそ、頼れるスペックの一着を選ぶべき。ハイクラスなモデルならさらりと着るだけで充分サマになる!
シェルパーカ3万8000円/スノーピーク(同)、スウェット1万2000円/アダム エ ロペ(同・ジュンカスタマーセンター)、ジーンズ1万4000円/ボブソン×ジャーナル スタンダード レリューム(ジャーナル スタンダード レリューム 表参道店)
【第4条】“MYパックT”を決めておく
昨今再ブレイクを果たし国内外問わずいろんなブランドから展開されているパックT。だけど、ブレない30代は自分のスタイルに合うブランドを理解していて、コロコロ目移りしたりしない。いつも袖を通すのは、決まって信頼の置ける老舗&実力派ブランドだ。
<右>FRUIT OF THE LOOM(フルーツ オブ ザ ルーム)
パックTシャツの鉄板ブランドに〈ブルーブルー〉が別注。ロゴマーク入りの胸ポケットがさり気なく特別感をアピールする。白&グレーの2枚入り4500円(ハリウッド ランチ マーケット)
<中>A.G.SPALDING(エー.ジー.スポルディング)
がっしりした米綿を使用したパックTにつき、ガシガシ洗ってもへたれない。サイドに縫い目がない丸胴仕様となっているから、チクチク感とも無縁。2枚入り6000円(サードオフィス)
<左>SANDINISTA(サンディニスタ)
陽光をたっぷり浴びて育ったアメリカンコットンを使い、日本の工場にてフィニッシュ。左裾には控えめに刺しゅうが入り、ささやかなスパイスに。2枚入り5500円(トゥー・ステップ)
明日は第二回を公開! お楽しみに!!