30代にもなって「何となく」でおしゃれをしているようでは、こなれた大人への道はほど遠い。若い時とはひと味違った“たしなみ”が必要だ。まず押さえておきたい16ヵ条を、5日連続でご紹介。今日は第二回!
【第5条】ニットキャップは浅めに被る。
20代の頃と同じくらい出番の多いニットキャップも、そのノリで深々と被ってしまうと、子供っぽさが先行してしまう。そうならないためには浅めに被り、なおかつ額を出すのがポイント。これだけでグッとスマートに見えるのだから導入しない手はない!
ニットキャップ5500円/ウィーク(シーアトリエ)、スウェット2万4000円/レイニングチャンプ(カレント)
【第6条】大人を引き立てる素材使いをマスターする。
適材適所の素材使いも、覚えておくのがベターと言える。どういった素材が、着こなしをどのように見せてくれるのか。それをよく理解しておけば、コーディネイトの完成度は飛躍的に上昇する!
◇スウェード
革の裏側である肉面を、サンドペーパーなどを使って細かく毛羽立たせたものがスウェード。牛や豚、山羊の革が使われる場合が多い。
起毛素材であるスウェードは秋っぽさ満点。ブーツで取り入れれば、足元に温かなイメージを呼び込める。2万3000円/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン)
◇ツイード
太い羊毛を用いて平織りor綾織りにした、スコットランド生まれの紡毛織物。その名の由来はツイード川流域で作られていたことから。
昔ながらの織物であるツイードは、レトロ感とウォーム感が共存するのが特徴的。パンツであれば比較的投入しやすい。3万3000円/トッド スナイダー(アングローバル)
◇カシミア
カシミアヤギから取れる毛で、「繊維の宝石」とも呼ばれる高級素材。保温性と保湿性に優れており、かつ非常に柔らかなタッチを備えるのが特性だ。
エレガントなムードを即座に創出するのがカシミアアイテム。しかも防寒着としてもかなり有能だ。希少素材ゆえ値段は張るがそれだけの価値がある。9万5000円/フィルメランジェ(同)
【第7条】味があるインディアンジュエリーを身に着ける。
身に纏うだけで男前な雰囲気を加味できるインディアンジュエリーは、大人コーデの味付けに欠かせない。ゆえに妥協は厳禁だ。ネイティブアメリカンが手掛けた本格モデルや、昔ながらの手法で作られた趣のある作品など、こだわりを感じる逸品を選ぼう。
Sunku(サンク)
ネイティブアメリカンの伝統的技法&モチーフを駆使するブランドより。どちらの作品もハンドワークで製作。上からバングル3万5000円、ブレスレット1万6000円(ともにハンクスPR)
white buffalo(ホワイト バッファロー)
手掛けるのはナバホ族の職人。ネバタ州産のホワイトバッファローが使われ、抜群の存在感。右からリング4万1000円、バングル13万8000円、ネックレス6万5000円(すべてタイド PR)
明日は「持ち物」編。お楽しみに!!