寒い時期に頼りたくなるのが巻き物。保温性が高いマフラーやストールはぜひとも活用したいアイテムだ。ただし、いざ巻こうとすると悩んでしまうのが選び方や巻き方。ということで、全4回の短期集中で一気に解説しよう!
ここでは、いま絶対に覚えておきたいマフラーの巻き方をご紹介! ここに挙げる7パターンを使い分けられれば、毎日マフラーを巻くのが驚くほど楽しくなる!!
汎用性に優れている「ワンループ巻き」。適度なボリューム感であらゆるスタイリングにマッチする。簡単に巻くことができるので、通勤時や急いている時にも便利!
【巻き方】
まず、マフラーを半分くらいの長さに折り曲げる。
そのまま首に掛けて…
ループになっている方の先端に反対側の先端を通す。
形を整えたら完成! 引っ張りすぎず、ループの立体感を残すようにすると無造作感も演出できる。
マフラーの柄や色、デザインが主張しやすい「ゆる巻き」。アレンジによって表情を大きく変えることも可能だ。保温性は低い部類の巻き方で、春先でも大活躍!!
【巻き方】
少し絞ってマフラーが細めになるように準備。首に掛けてクロスし…
ゆるく1回結ぶ。
結び目の位置などを調整すれば出来上がり。
写真は正面の部分を広げたアスコットタイ風の上品な巻き方だが、あえてズラして内側の先端を見せたり、先端の高さを変えたりすることで、こなれたにニュアンスも加味できる。
ほど良いボリューム感でバランスが良い「ぐるぐる巻き」。保温性が高いため、寒い季節に重宝する。ちょっとしたアレンジで「ニューヨーク巻き」にも変更できるため、覚えておくと便利。
【巻き方】
マフラーを細めの幅に折ってから、片方の先端を短めにして肩に掛ける。
長い方を首に巻いて…
両端をクロスさせて1回結ぶ。
形を整えたら完成!
さらに、正面に垂れている部分をアスコットタイ風に広げるとエレガントな「ニューヨーク巻き」となる。
手軽におしゃれ度がプラスできる「ノンノット」。これ以上ないほどのシンプルな巻き方(垂らし方?) なので、マフラーの特徴がそのまま活きる。縦長のラインが生まれるのでスタイルが良く見え、ロング丈のアウターとも好相性!
【巻き方】
マフラーが好みの幅になるように準備。
首に掛けてバランスを調節するたけで完成!
少しネジッたり、両端の高さや左右の幅を変えることでこなれたムードを演出するのもオススメだ。
次回も引き続き、巻き方のHOW TOを伝授します!
Photo:YUTA KONO/Styling:EIJI KAWASAKI/Text:MASAHIKO TAIRA[pop*]